ノスフェラトウ11.クローンデイズ!
起きて…。起きて…。起きて…。チッ。あと五秒以内に起きなければこの私、メイドが殴りますよ?………
「ゴフッ!」
「国王!起きて!」
「いてぇーよ!こんやろう!」
「いつまでも起きない国王が悪いのです!」
「だからって腹パンするか普通!」
「しますよ!」
するのかよ!
「そんなことは置いといて。国王。ヨーク様が呼んでおります」
アイツが?何用?
「あれ?ヨークは?アイツががこればいいのに?」
「起きた瞬間、国王に殴られそうで怖いとおっしゃっていたので代わりに私が行ったしだいです。ドアの前で待機しておられます」
うん。やらないって言えない自分が素晴らしい
「ヨーク!入っていいぞ!あと冥土…じゃなくてメイドさんは退室をしろ」
「「ア、ハイ」」
はもってんなぁーーー
「んでヨーク。何用?」
「クローン体についての説明をと…」
「さっさと始めろ」
「最初に言わせて頂きます。ご主人はもうクローン体です」
「これが?」
口ある。歯ある。目多分ある。息子ある。OK
「はい」
「……………」
「……………」
「続きを」
「終わりです」
早!ってちゃう!少な!
「と、取り合えずライフが2になったので色々な事が出来ますよ」
「例えば?」
「マグマ遊泳とか紐無しバンジーとか女湯の覗き見とか…」
「ろくな事が出来ないじゃん!」
マグマ遊泳って死ぬやん!紐無しバンジーって死ぬやん!女湯の覗き見っていろんな意味で死ぬやん!
「まぁいいや。あとヨーク。頼みたい事があるんだが」
「なんでしょう?」
「エンジンとボイラーって作れるか?」
「出来ないと思います?」
ですよねーーー
クローンデイズ…。そういう作品ありそうです。あったらすいません。関係ないです




