ノスフェラトウ6.尋常に勝負!
パァン!パァン!パァン!
「ハァハァ」
クソ!まだ出てくるのかよ!つかコイツら!仲間が死んでも怯まない!
パァン!パァン!
弾がもったいないのでM94Kで足を撃つ。殺すつもりはない足止めさえ出来ればいい
パァン!パァン!パァン!
当たらねぇ!
「うお!」
危ねぇ!転びかけた!てかさっきから叫んでばっかな気がする
「やぁ。来たか」
男性の声
「お、お前は!誰だっけ?あと喋る暇がないんだよ!こっちは!」
「あ!すみません。どうにかします。帰れ!」
男性がそういうと吸血鬼たちが帰っていった
「来たか」
「だから誰」
「思い出せよ!」
誰だっけ?ヨー…なんちゃらだったような…
「ヨークか!」
「やっと思い出したか」
「ヨーク!いざ尋常に勝負!」
走りながら叫ぶ
「いきなり?いいけど。こっちは魔法も使わせてもらうよ。プロトコルはあるのでね」
よしよし
「最初に言わせて貰う。俺が絶対勝つ!(多分)」
「(多分)のせいでかなり弱く聞こえるね。ラシア。開始の合図は任せたよ」
「はい。ヨーク兄さん。攻撃ヨーイ。初め!」
ヨークの左手が赤色に光る。色てきに火属性。ヨークまで残り30m
「対魔法術式起動!」
対魔法術式は吸血鬼に効かないが放った魔法になら効く。目標ヨークが放とうとしている火の球。距離は適当に20m
「発動!」
同時にヨークも火の球を放つ。するとたちまち火が薄くなり最終的には消えてしまった。魔力ギリギリだったな
「お返しに銀弾でも喰らえ!」
パァン!パァン!
スカスカ。は!?残り10mだよ?外したんだけど…。クソ!魔法か!(*違います。狙わないで撃っただけです。そんなチートはありません)これだから魔法を使える敵は嫌なんだよ!(違います。狙わ以下略)しゃあない!近距離戦じゃおら!またヨークの手が光る。また赤色。今度は吸えないような魔力量か?
「くたばれ!」
口が悪いですよヨークさん
「対魔法術式起動!」
目標同じく火の球。距離は10m
「発動!」
またしても同時に放たれる。…が今度もどんどんと小さくなり、また消滅する。いや俺、魔力量多すぎ!ほらヨークもめっちゃ驚いてるよ。近くなったので腰に付いてたナイフを抜く。そのまま横に凪ぎ払い…




