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異世界に転生したら色々と凄い奇跡が続いてしまった。※奇跡に頼って軍事大国を作ります  作者: AVOCADOのバカぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああ!!!
転生してドンパチして落ち着くそうです
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ノスフェラトウ3.素材集め

「んでどこ行けゃいいんだ?」

「来年の明後日ですね」

「MSGをへし折るぞ」

「すみません。やめて下さい。ラクライアです」

「ラクライア?どこだ」

「100年前にラクライアに住んでた人々が重い税を無くしてもらうために反乱を起こして結果、国王軍に滅ぼされました」

「アロの一族って昔から悪徳だったんだ。がっかりだぜ。けどそれが吸血鬼の王が居座る理由はなくないか?」

「それがその後、関わった人は全員問答無用でどんな立場であろうと殺したのですが殺した人の中に吸血鬼が混じっていたようで…。しかもその吸血鬼が今の王のお父さんだったそうです」

「んでその仇討ちのために今も居座っていると」

「はい。まだアロが生きてると思っている見たいでして」

「大変だな…。ところで本当に王が可愛いん?」

「可愛いですよ。妹は」

「オイ待て。王の性別を言え」

「言いたくないです」

「MSGをへし折るぞ?」

「そ、それは!あーもぅ!わかりましたよ!王は男ですよ!」

「男か…。よかった」

「え?」

「女だったら話し合いが進まなさそうだからな」

「今日助さん…。そうですよね。腐っても皇帝ですからね」

「あと女だとセクハラ云々(うんぬん)しそうで怖いし」

「訂正します。腐っても変態でした」

「そういや王はジョーカーだったのか?特殊個体でもジョーカーじゃない可能性があんだろ?」

前に特殊個体の話をして貰ったあとに知ったんだが特殊個体=ジョーカーじゃないらしい。正しくは特殊個体=ステータスが異常な個体だそうだ。ちなみにジョーカー=特殊個体を上回る化け物だって。化け物…吸血鬼…戦い…う!頭が!

「偵察隊を出動させて確認してきました」

「大切な偵察隊だぞ!死んだらどうする!」

偵察隊はやる人がかなり少ない。だって敵の武装もわからない状態で突入しなきゃいけないもん。俺も嫌だわ

「大丈夫ですよ。3人中1人も死んでません」

よかった

「んで?結果は?」

「魔力量や行動の速さ、統率力からしてジョーカーでした。ただ他のジョーカーより戦う気がなかったようですがね」

「OK。出動した偵察隊には有給とボーナスを与えていて。ついでに謝罪しとけ」

「はい。後でやっときます」

「絶対やらねぇな。そうそうスキルは?」

「ないですよ?ジョーカーなんですから」

「え?」

「ジョーカーは『能力』と言うのです。スキルや属性との違いは魔力を気にせずに条件付きで何度でも使用可能なところです」

「つまりチーターと。その能力は何?」

「超即再生と痛覚無効です」

「超即再生はわかる。一瞬で回復するアレだろ?痛覚無効って何?」

「痛みを感じなくします。条件なんですが超即再生は心臓に当たれば即死と判断された場合のみ。痛覚無効はオンオフ不可で常にオンになっている事です」

「どれも地味にキツい条件だけど超即再生は回避不可能だね」

「なんせ心臓を貫通する威力を持つMSG90と銀弾を使用するS44ですからね」

「なんとかするか。じゃあ明日ラクライアに行くわ」

「気をつけて」

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