20.教育もクエストのうち
「「「「「え?」」」」」
「だから臭いんだって。何このキツい匂い」
「今日助さん。その匂いは香水ですよ」
「香水かー。俺達男は無縁だから使わんな」
「私も使いませんよ?アレルギーですし」
「お前にもアレルギーがあったんだ」
「当然ですよ」
「あのぉー。皆様にご挨拶をお願いしても」
「ア、ハイ。えっと…。今回は前王が企画したパーティーへお越しいただきありがとうございます」
パチパチパチパチ。言い終わると男の人が来た
「すみません。チネシテイスです。ぜひ今度うちの領へお越しください」
えーーーー。やだ!面倒!こっちはやることがあるんだけど。兵器開発とか兵器開発とか兵器開発とか
「すみません。国防関連の仕事があるので。ささ今日助さん帰りますよ」
ナイスイム!助かったぜ
「面倒ですね。あぁ言うの」
「まぁアッチも必死なんじゃん?」
「そうですね。っとそうそう今日助さん!」
「ん?」
いいことあったのか?
「いいクエスト見つけたのですけど受けせんか?」
「どんなの?」
「無口な少女を教育するクエストです」
「危ねぇよ!何?18禁な展開になれって事かよ!」
「違いますよ。性的な意味ではなく物理的な意味です」
あ!教育ってそっち?ビックリしたーーーー
「先に言え!て言うか今さらなんだかパーティー、5分しか参加してない」
「今さらですね。で受けます?」
「あぁ。暇だしやるわ」
「変装必須ですね」
「え?なんで?」
「自分の立場をわきまえてます?」
「国王だわ!俺!」
「あと私はその日からしばらくの間、用事があるので一人で行ってもらっても?」
「いいよ。あと眼鏡って作れるか?」
「ライフルスコープが作れるのですから当たり前でしょう?」
「んじぁ、作っといて。あといく日は?」
「3ヵ月後です」
「それまで髪を伸ばすか」
「女装?」
「違う!短いとばれる可能性が高いから!ちなみに俺、昔から髪がめっちゃ伸びる体質だから」
「聞いて無いです」
「ア、ハイ」
とな訳で教育クエストを受ける事にした。
~それから3ヵ月後~
「んじゃ。行ってくる。あとは任せた使用人達よ。部屋へ勝手に入るな」
「「「「「「「「「「はい!」」」」」」」」」」
多いしうるせぇよ!まぁいいや。主発だ!
「吾輩の出番はあるか?」
いたんだ。って言うか完全に忘れてた
「妖刀さんはお留守番。大丈夫。M94Kを持ってるから」
「吾輩はまだ出番がないのか!」
「どうどう」
気を取り直して出発!
[次回]教育編1の1.想像以上
いつになったら通常編が進むのやら。第30部分を過ぎてるんですけど…




