14.それはだな。気を付けてるからなのだ
↓回想↓
~イムん家の夜~
「さぁさ。いっぱい食べて下さい」
「お、おう」
お父さん。それ、料理ちゃう!酒や!結構ガチでそれ酒なんだけど…
「それ、酒なんすけど」
「おれ?今日助さんは成人してるのでは?」
してねぇよ!!!この世界では20歳が成人で結婚が可能になる。だから!俺は成人してねぇんだよ!
「してねぇっす」
「「え?」」
同時に驚くの流行ってんの?
「なんか問題でも?」
「いえ。そうすると婚約も出来な…ゲフッ!」
イムさん。お父さんを殴るのは止めよっか。訴えられるぞ
「そもそもする気ない…ゴフッ!」
なんで俺まで!つかガチでイテェ!
「な、なんでお、俺まで…」
「連帯責任って知ってます?」
責任発動が遅いわ!反撃出来ないのが悔しい
~PM09:00くらい~
「今日助さん。そろそろ寝ません?」
やっとか…
「いいけどなぜ俺に聞く」
「部屋が一緒なのですよ」
へーー…。へ!?
「は!?なんで!?」
「部屋が私のしかないのです。他の部屋は使用人が使うし、玄関で寝てもらおうにしても玄関は妖刀さんが占領してるので寝れないとお父様が「お前かーーー!!!」
「ナンノ事デショウナ」
コイツ。意地でも俺を養子にしたいようだな。ならば!
「んじゃあ。俺は外で寝ます。イムは自分の部屋、使っていいぞ」
「はい」
「ま、待って下さい。客人を外で寝かせる訳には…」
「俺な。野宿、結構好きなんだよな~~~。チラッ」
「ぐぬぬぬぬぬっっっ!!!」
勝った!!!
↑回想↑
てなわけで俺は今、絶賛独りで野宿中。え?魔物が出たら?存在を忘れられ欠けてるM94Kをぶっぱなすまでのこと。454カスール通常弾は普通の魔物なら頭、一発だし。イムにL96A3借りてるから狙撃も可能。え?暗くないかって?………知らん!
あ!バイポット(別名:二脚)作りましたよ。かなりキツかった。特にゴムのところが。
その後、特に魔物が出てくる事は無く。夜が明けたのであった。
~飛ばして一週間後~
「お世話になりました」
「いえいえ。また来てくださいね」
「そう言えばお父様は?」
「さー。どこかしら」
とうとう消えたか。ってのは冗談で昨日からいない。
「オーーーーイ!!!大変だーーーー!!!」
どした?
[次回]15.サブタイトルで会話をしないでくれますか?ア、ハイ
飛ばした一週間は次のホノボノ編で書かせて頂きます




