ホノボノ編1の3.今日助さん。アハトアハトってどういう意味ですか?
~家の屋上~
「ウラーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」
「もはや歌ですらないですね。あとうるさいです」
~2階研究室(仮)~
研究室を作った。今まではベッドだの床だの机だのでやってたけど、ある二つの事故をきっかけに研究室を作る羽目になった。その事故とは『L96のマガジンキャッチレバー紛失事故(解決済み)』と『M94K誤射事故(解決済み)』である。『L96のキャッチレバー紛失事故』略してL96事故は結局イムのカバンに引っ掛かってた。『M94K誤射事故』略してM事故は宿屋時代、部屋の掃除に来たバイトの人が机の上に雑に置いてあったM94Kを整えようとした際にセーフティを解除してしまい、元に戻そうと色々といじってたらトリガーを引いてしまい壁に穴を開けてしまったという事故。死傷者0名。壁が壊れただけですんだ。当時、マガジンには454カスール徹甲弾が入ってたから、かなりの銃声がした。その後、撃ったのがバイトの人だと判明し慰謝料を渡されたが返却。バイトの人は辞めず、壁の修理費は慰謝料を使用することでなんとか平和的解決をすることが出来た。そんでまぁ。一昨日にイムと話し合いをして研究室を作って壁、床、天井に装甲として使う予定だった特殊鋼金を間に挟むことを決定したのだ。これなら71c88cを撃ってもビクともしない(はず)。加工したのは俺。遅れたが今、何をしてたかと言うと…ひたすらL96を撃ってる。なぜかって?装甲板の耐久テストを実施中だから。研究室から外は筒抜けなので外に装甲板を置いて2階から撃ってる
「そういや今思ったんですけど8.8cm砲ってなんでアハトアハトって言うのですか?」
「確かドイツ語で8のことをアハトって言うから88mmでアハトアハトだったような…」
「そうですか。教えてくれてありがとうございます。それと、今日助さんってなんでそこまで詳しいのですか?」
「うーーーん。そうだな。折角だから教えてやるよ。その代わりイムも教えろよ」
「はい。いいですよ」
「じゃいうぞ。あれは俺が小学三年の時のこと…」
[次回]ホノボノ?編1の4.今日助の過去




