78.そのまま結婚?
とまぁ成り行きでカイアと付き合う事になったけど、どうせ近々別れると思うから今を楽しもう
~一ヶ月後~
やべぇよ!別れねぇよ!今の勢いだと下手すると結婚だぞ結婚。俺まだ19だぞ?そろそろ12月07日(←俺の誕生日)だけど、それでも嫌だよ!一応、俺もカイアは好きだけどカイアがどうかはわからないから嫌だよ!そうだ!ヨークに助けを求め……
『頑固拒否します』
何でや!何でディ……すいませんでした
『カイアさんのお陰で今の僕達がいるようなものなので……。裏切ったら首が……』
あれ?ヨークって自分をワンパンする攻撃を無効に出来るんじゃ……
『正しくは即死でもまだ威力が残っている場合です。例えば僕はあと一撃で死ぬとして相手が二撃分の力を一撃で放った場合は無効に出来ます。相手が一撃分の力を一撃で放った場合は死にますよ』
つまりHPを越えるダメージは無効でピッタリだった場合は死ぬのか。チート?
『いえ。要するに物理攻撃や魔法攻撃では基本的には死なないですが毒では死にます』
意外な欠点だよ。え?じゃあ首がなくなっても無効じゃないの?
『神にそんな事が通用するとでも?』
しないですよね。はい。けどこのままだと俺、結婚しちゃうよ?いいの?
『おめでとうございます!では!』
切りやがったよコイツ。俺も覚悟を決めるか……
『……ご主人!』
どうしたよ
『アースの首都で今日、法皇直々に戦争についてを発表されるらしいので僕は今からそちらへ行きます!』
うん。発表会で何すんの?
「着きました!」
「早!」
「あそこが広場であそこが……」
俺達は発表する丘の更に高いところで待機している。狙撃するらしい。外したらアカワラ終了のお知らせ
「そろそろ始まります」
「おう。俺が指を鳴らしたら撃て」
「わかっています」
『皆の衆!よくぞ集まってくれた!今回は発表がある!』
あれどうやって声を大きくしてんだ?
『アカワラに宣戦布告をした!これよりアカワラと戦いを始める!安心しろ!アースには荒野を一撃で死の土地と化させた少年がいる!』
俺だよね?俺そっちの軍に入った記憶がないよ!
『アカワラがなんだ!調子に乗っているガキが統治している国だ!我々なら勝てる!』
ふ~~~ん。そう。ガキじゃないから一喝するわ
「ヨーク。声ってどうやって大きくすんの?」
「あのマイクですが、ご主人がそう言うと思ってあのマイクに小型トランシーバーを取り付けています。こちらをどうぞ」
渡されたのは直径1cmもない円の箱
「スイッチはオンになっています」
「了解。やるか」
気が引けるな。国際法があったらとっくに違反してるよ
「誰がガキだ!」
『なっ!』
「俺はこの町でラートと言う名で偵察をしていた!本名はタハタ!そうだ!アカワラ前王及び上皇だ!」
『なぜ貴様がいる!』
「言ったろ!偵察だ!アカワラはその宣戦布告を承諾しない!よって!アンタの命を貰いに来た!」
『そこからでか?どうやって!』
気が引けるなぁ……。いや!殺るしかない!
「冥土の土産だ!持ってけ!」
そして俺は指を鳴らす。直後、俺がビックリするレベルの爆音と共に"銀色"の弾丸が発射されるが見えた。速すぎて遅く見える理論で。ってえ?今まで開発した弾丸って全部金色だぞ?銀色って銀弾以外で使ってないよ?それに何あの爆音。今は亡きL96ですらあの爆音は出なかった。弾は見ずともわかる。絶対当たった。どんな銃を使ったん?ヨークの方へチラッ
「……ゲッ……」
何そのバカ長い銃身……。デクチャレフよりも長いぞ。後で説明して貰おう
「み、見たか!これがアカワラの力だ!宣戦布告を取り消すのであれば使者をアカワラまで寄越せ!猶予は二ヶ月!二ヶ月後に何もなければ侵攻を始める!アンタらがいい決断をしてくれる事を祈る!サラダバー!」
最後間違えて去らばだをサラダバーって言っちゃった。帰るか……。アカワラに。勿論カイアと
ツイッターで呟いた通り最近、鬱気味なので投稿が遅くなると思います。鬱の原因はまぁ色々。ちなみに鬱になると枯れます。自分、植物ですので……。シューアイス旨旨




