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異世界に転生したら色々と凄い奇跡が続いてしまった。※奇跡に頼って軍事大国を作ります  作者: AVOCADOのバカぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああ!!!
圧倒的終戦
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72.カイアさんってホントに未婚?

今回、俺は無意味に核分裂やらを起こした訳ではない。大体の理由は三つ。一つは取り合えず撃ってみたかったから。次に然り気無く土地を立ち入り禁止区域に指定するため。最後に俺がこの魔法を撃てると当然国は自分の管轄は無理でも監視下に置きたい=受験合格率UPと言う訳だ。ちなみに赤紙とか渡されたら陸軍分隊行進曲の一番有名なところを流しながら破くわ。それが無理なら聖なる戦いを流しながら


「今日助君?」


つかこれを城に撃てば終戦すんじゃね?


「おーい!」


いや、そしたら俺の仇名が鬼駆米兵に成りかねない。もっと嫌なのがルーズベルト


「今日の夜ご飯は抜きで……」

「やめろ!それだけはやめろ!」


あ。カイアと同居する事になりました。遅い?知らんな。ちなみにやましい理由等ない。カイアの生活費を少しでも少なくするためだ。あっちからの申し出だし


「では帰りましょう」

「あ、うん」


周りの男子からの目線が痛い……。つかお前らまだ彼女いないのなのかよ。いい加減誰かとくっ付けよ。婚期逃すぞ。この大学生。俺なんて付き合ってすらいないかんな。と言う訳で(どういう訳だよ……)帰宅。ヨークが送ってきたメイドさんは一人だけだし家は三人住むのに丁度いい大きさだからアニメみたいな盛大なお帰りなさいませコール等ない。むしろ、このメイドは辛辣で帰っても何も言わん。良いときはお帰りくらいは言うが悪いときは目を会わせる事すらしない。ちなみにメイドと言うがメイド服を着てる訳ではなく普通に私服だ。メイド服で外に出るのは恥ずかしいみたい。朝、夜ご飯はカイアが作り掃除、洗濯はメイドが、買い出し、ゴミ出し等の清掃を除く雑用は俺がする事になっている。しかし……


「さてと。何しよう」


掃除、洗濯はメイドさんがお昼の内に終わらせるし、カイアはまだご飯を作る時間じゃないし食材に関しては暇だったメイドさんが買ってきたらしい。つまり俺達三人は絶賛暇なのだ。こっちじゃゲームないしラノベすらない(って言うかあっても読む気がしないと思う)適当にカイアに質問でもするか


「そう言えば今更なんだけどカイアの左腕に鎖ってあるけどそれ何?」

「これですか?これはラミウリ姉さんが私に着けた物で私の使える呪いや魔法をある程度制限する為の所謂『封印』です。鎖なのには理由があって私が牢屋に閉じ込められてた時に鎖を絶ち割ろうと魔力を込めまくった鎖なんです。なので破壊出来なくて……」


牢屋に閉じ込められてた理由って絶対神殺しの呪いを使ったせいでしょ。鎖自体はカイアの髪の色と同じ黒……それもカイア本人よりももっと濃い黒。素人でも禍禍しいと思える


「ワンチャン切れそうだな」

「え?」

「元々M94Kってスライムの魔力を閉じ込めて発射しスライムを遠距離から安全に殺そうと発案された銃で開発当時はスライムの魔力を俺が手動で入れるかスライムの破片をマガジンの下の穴に突っ込むかだったんだけどヨークが来てからはグリップに埋め込まれている魔石と逆の性質を持つ魔抗石を使用して物質に当てるだけでその性質をコピーしてそれに特化させた弾丸にする事が出来るの。只でさえ貴重で採掘量の少ない魔石の逆の性質を持つ魔抗石はもっと採掘量が少ないから量産は出来ないけど俺が持ってるやつはそれ対応だから鎖の魔力さえコピー出来れば壊せると思うよ」


あくまでも出来ると思うだから出来る可能性は確実じゃない。なんせ開発してから一回もやった事がない。そもそも使う機会が無さすぎる。ヒドラ戦の時だって魔力無しで稼働したし


「ではお願いしてもいいですか?」

「うん。いいよ」


俺は自室へダッシュしてM94KとT200が着いてるホルスターからM94Kだけを抜いてまたリビングに戻り(同じくダッシュで)スライドを引いた。実は魔力によってその物質に特化した弾は薬室にある弾にしか対応していないので実物を隣に置いとく必要がある。ちなみにスライドをまた引いて薬室から弾を取り出すとそれに特化する能力は完全に消え失せる。更に薬室の中でずっと放置しとくと魔抗石の寿命と共に消滅する。寿命は魔石と同じで約五億年。核汚染物質と同等と寿命だ。とそんなことはどうでもよくてカイアに腕を貸して貰って鎖に魔抗石に当てる。魔抗石が黒く成ったので多分成功


「気を付けはするが念のために治癒魔法を準備しといて」

「はい」


狙いを定めてゆっくりとトリガーを引く


ドォン!


とM94Kとは思えない銃声が鳴ったので失敗か?と思ったが杞憂だった。ちゃんとぶっ壊れている。貫通してませんように……貫通してませんように……


「えーと……特に外傷は無いです」


よし!流石俺!キモいですかそうですかそうですか


「ちなみに魔法は何を制限されてたの?」

「確か相手の思考を乗っとるやつと」


吸血鬼か!


「飛行能力と無傷と不老不死と自爆ですね」

「飛行能力と不老不死は分かるけど無傷と自爆って何?」

「無傷は絶対に病気や怪我をしない能力で自爆は不老不死を無効化し、死ぬ能力ですね」

「何その救い……」

「えぇ。本当に救いですよ。……あ!もう外が暗い。ご飯を作らないと!」


奥様かよ!嫁に欲しい……

またもや説明的……

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