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異世界に転生したら色々と凄い奇跡が続いてしまった。※奇跡に頼って軍事大国を作ります  作者: AVOCADOのバカぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああ!!!
圧倒的終戦
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68.食に恵まれた日

「えーと……ヨーク?」

「はい。何でしょうか?」

「確かに宣戦布告してきた四ヶ国を全て降伏させたのは凄いよ。しかも、四日で」


そう。この男……ヨークは四日間もの間、四ヶ国に戦いを挑み全て勝利している。勿論、ヨーク一人ではなく歩兵もいたが存在が空気になるほど暴れたため『鬼神』と呼ばれた。ちなみに宣戦布告理由は後々破棄する予定の条約を結ばれた何処かしらの国が周りの国に助けを求めた結果らしい。規模がデカイから第二次世界大戦になるのかな?って言うか毎回戦の終わりが微妙だな……。条約とは勿論、九つ条約の事。が……


「それはいいんだけどさ。飯の量が多い!」

「ご主人は最近痩せぎみですので一杯食べなくてはなりません。さぁ。お食べ」


言い方よ……。痩せぎみと言うのは本当の事だ。だってつい昨日までイムの看病をしてたし?非常事態でゴ○ブリくらいしかマトモに食ってないし?当たり前だよなぁ……?つか昨日は宴会だったから寝起きの今もお腹が一杯だわ!かと言ってヨークの目の前で残飯を出してみろ。後の選択肢が『死刑』『処刑』『極刑』以外無くなるから。語呂いいな……


「い、頂きます。パクッ」


うん。相変わらず旨い!けど腹が……




飯を食い終わったので明後日に控えたヨークの誕生日の買い出しだ。ヨークには言っていない


「へい!そこの兄さん!」

「俺?」

「さっき金は払ったけど商品を忘れた客がいてねぇ。これじゃあ詐欺罪に引っ掛かるんで食ってくれよ!無料でいいからさ!ほれ!」


そうして渡された___と言うよりかは押し付けられた___のは見た目コロッケの油物だった。胃に来るよ……。今更だけど油って民間人が自由に使えるんだね


「い、頂きます……。サクッ」


気が気でないが食わなければ失礼なので食う。うん。旨いけど胃もたれが凄いね。店員には特に何も言わずに我慢して全てを食い感想を伝える


「旨かったですけど、もう少し油の使用量を減らしてもいい気がします」

「そ、そうですか!ありがとうございます!またのご来店お待ちしております!」


やっと解放されたよ




あの後、買い出し中に五回くらい声を掛けられて食した。サラダの時は店員が天使に見えるくらい嬉しかったよ。勿論、買い出しは終わったので帰る途中にも三回ほどあったが全て食った。そしてやっと我が家だ


「あ!ご主人!お待ちしておりました!このヨーク……今日は腕にヨリを掛けて夕飯を作らせていただきました!どうぞ召し上がって下さい」


テーブルには油物から麺類までがあった。その日、俺が飯を食い終わるのは深夜だった




ある店のある部屋に女性が一人、鏡を見ながら笑っていた


「旦那様……」


正しくは鏡に写されている映像をリアルタイムで見ていた。彼女の名はカイア。そう、元死と絶望の神。そして、今はフリー。彼女が見ていた映像は今日助が食べ物を食わされている映像。言っておくと今日に限って今日助の食事量が多くなったのは偶然ではなく、痩せぎみの旦那様及び今日助を心配したカイアが操作したからだ。この操作は現状を把握していなければ効果は得られないもの。しかし、カイアは”ある目的”の為にここを離れる訳にはいけない。なのでリアルタイム監視。そしてカイアがなぜ離れられないかと言うと……


「カイアちゃん!お客さんが増えたからウェイトレスやって!」

「グフフ……旦那さ……あ。はーい!今行きまーす!」


バイトだ。では神であるカイアがなぜバイトをしているのか?それは今は誰にもわからん事だろう

これは今日助の婚約者がカイアになるか……!?しりませんが

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