100部分記念.今日助とヨークが将棋をするそうです
「あぁーーー………仕事だりぃ……明日も仕事、明後日も仕事、仕事仕事仕事……休みてぇ」
返事無し!当たり前だ。だって今は深夜の二時だぞ。返事が来る方が怖ぇよ。つか国王を引退したのに仕事があんのかよ……。今更か。やめたのも随分前だし。暇だしヨークの所へ行くか。仕事?終わってる訳がない
「ヨーク!入るぞ」
返事無し!何も言わないは肯定と見なす。入りまーす
「失礼し……何してんの」
ヨークが小さい机?にうつ伏せで倒れてますね。息出来てんの?
「ご、ご主人!」
「どうした」
「つ、遂に完成しました……!」
「何が」
「これで……あ!」
ヨークが机?を俺に見せようとしたら机が空に……って。あ
「……っと危ねぇ!」
俺に当たるギリギリのところでヨークが受け止めた。思わず漏らすところだったよ
「ヨーク」
「……はい……」
「今月の22日は休みだよな?」
「……はい……」
「取り消しな。俺の仕事を手伝え」
「えええぇぇぇ!!!」
うるせぇ………
「ところでそれ何?」
「こ、これですか?」
うん。それ以外ないだろ
「よくぞ聞いてくれ……痛い痛い痛い痛い痛い!」
ムカついたのでヨークの頭をグリグリする。この技の名前って何だっけ?確かアイアンクローだったような?まぁいいや
「前置きはいい。早く」
「こ、こちらは将棋です」
将棋か。いい思い出ねぇな。相掛かりの亜種くらいしか使わん
「早速やります?」
「いいけどなぜ死んでた?」
「駒の歩まで木造で作ってたので流石に疲れました……」
「そうか。先手どうする?」
「あ。僕で」
「うん。じゃあ並べて「終わりました」早いな」
将棋って正座でやるから疲れる
「お願いします」
「お願いします」
※ここからは棋譜のみを表示します
先手ヨーク 後手今日助
5八金右、5二王、4八銀、7二金、7八銀、3二金、7六歩、8四歩、5五角、3四歩、7七角、3三角、6八金寄、2二銀、5八金上、8三飛、2六歩、8二銀、1六歩、8五歩、9六歩、8四飛、7五歩、8六歩、同歩、7四歩、同歩、同飛、6六歩、8四飛、9五歩、8五歩、同歩、同飛、8六歩、3五飛、2五歩、4四角、2六飛、4五飛、2八飛、3五角、3六歩、4四角、3七桂、5五飛、2九飛、7五歩、7九歩、5四飛、8五歩、6四飛、6七金右、5五角、5八王、3三桂、5六歩、4四角、6九王、2五桂、同飛、7三桂、7五飛、7四歩、4五飛、8五桂、同飛、8四歩、同飛、2六角、7六桂、4四飛、2七歩、3七角成、同銀、4七飛成、7四飛、4九龍、5九角、4七桂、7二飛成、4一王、5二金、5九桂成
ヨーク詰み
「つ、疲れた……」
約80手と言う微妙な戦いは俺の勝ち。明日までに負けた理由を考えて来て下さい。ほないただきます
「あそこで駒取りを重視しなければ……」
「ヨークって脳金なんだ……」
途中で金銀を取る事に専念してたし
「あ。ヨーク。負けたから休日無しね」
「えええぇぇぇ!!!」
将棋はいいぞぉ↑




