66.この一方的な大戦を終わらせる方法
「あ。ラミウリ」
「随分早かったわね。ありがとう」
「あぁ。それより帰るわ」
「わかってるわよ。あ。言っとくけど放電は没収だから」
「えーーーーーーーーー!!!」
「さいならーーー」
何コイツ
よく寝た。嘘。さっきラミウリと話して来たばっかりだ。ヨークはどうしてるかな?
「今日の夜ご飯は赤飯……?いやいや。ここはイムさんの大好きなカレー……?」
女子力高ぇな
「おはよう」
「あ。おはようございます。ご主人。ただ、現在の時刻は推定三時なのでこんにちはが正しいと思われます。あとこの部屋は僕の自室です。先程まで病室どしたので移動しました」
「わりぃ」
ヨークの部屋か……。女子力高ぇ。家具は一通り揃ってるし、塗装は白___恐らく漆喰___だし女子力高ぇな。あれ?だけど……
「俺達がいなくなった割には静かだな」
「何かしてるんでしょうか?」
「窓、借りるぞ」
ヨークの自室の窓も女子力が高い。淵は白___これも漆喰だろう___だけどこっちには金色の模様がある。この部屋いいな。……って違う違う。ヨークの自室を見るんじゃない。外を感じるんだ
「あ」
「どうしました?」
俺は見てしまった。いや。気付いてしまった。この城は改築したが俺が唯一残している物がない事に。それは東西南北に正確に作られ聳えている筈の塔だ。ヨークと俺とイムとラシア各員の部屋は東西南北に一番近い部屋になってる。ヨークの部屋は西側で窓から塔が見える筈なのだ。それがない。絶対何かあった
「ヨーク!指令部に行くぞ!」
「わかりました。これから先の全軍指揮権はご主人にあるものとします」
察しの精度高!
「誰もいなかったな」
俺とヨークは本来、非常時な歩いてはいけない廊下を歩いてきた。にも関わらず誰にも会わなかった。それこそ敏行からクラムまでの全員だ。そして俺達は難なく指令部の前まで来れた
「入るぞ!」
返事な無かったが中から物音がするので絶対に誰かはいる筈だ。ゆっくりとヨークが扉を開ける。ちなみに俺は中から出てきた人を撃ち殺す係。……が。誰も出てこない。中へ入る
「た、タハタ様!」
「お助け下さい!」
何があったし
話を聞いた。兵士曰く俺達が不在にしてた四日間の間に氷を除く近隣諸国が喧嘩を売ってきたらしい。俺なら無視をするとアルファが俺代理に訴えたらしいが俺代理は言う事を聞かずに宣戦布告をしたらしい。言っとくと銃火器は俺がいないと使えない。つまり兵士達は銃火器を持たずに戦ったらしい。結果、第一防衛線にある要塞が陥落しかけたのでありったけの兵士を要塞に送ったらしい。そしたら返り討ちにあって結局要塞は陥落、肝心の俺代理は指令部の奥でキレてるらしい。何したいのコイツ?何?人海戦術でもやりたかったの?人口足りねぇよ?人が畑から採れる様にならなきゃアカンよ?馬鹿なの?
「しかもうノストゥラ様が『責任は俺にはない!』とか言い出して……」
「Fu○k you」
「暴言は控えないと、そろそろ怒られますよ」
「はぁ……。俺代理を呼べ……」
「はい!ノストゥラ様!タハタ様がお呼びです!」
少し遅れてノストゥラと言う男が出てきた
注意:後書きは深夜テンションで書いています。気を付けて下さい(ここだけ七月三十日朝八時。これ以降は全て深夜)
今晩は。AVOCADOです。誤伝達します。間違えませんよ?130PT突破と言うよりピッタリになりました。イエィ!減ってたら嫌だな……。これで記念が増えますよエヘヘ。どうでもいいですが眠いです。どうしましょう原子番号98番カルホニウムさん。取り合えず詳しい事はまた後日。お休み




