表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界に転生したら色々と凄い奇跡が続いてしまった。※奇跡に頼って軍事大国を作ります  作者: AVOCADOのバカぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああ!!!
イムさんが大変だそうです
120/142

80PT突破記念.その後…

「えーと……どうした?」

「…は!お喋りにならないで下さい!側近様!」


え?何か勘違いしてね?そもそも鬼丸国綱って……


「いや……あの……出血は止まるから。取り合えず落ち着け。あと取り合えず妖刀さん。説明しろ」


敏行は落ち着き妖刀さんは溜め息を漏らす


「えーと……だな。吾輩は元々鬼だったのだよ」

「「「「「鬼?」」」」」


鬼と言えば角が生えてる?


「そう。鬼。ある日、間違えて崖から落ちてその下にいた北条時頼に当たりそうなので霊体離脱を行ったのだ。霊体離脱をすれば元の体は宙に浮いたまま固定されるからな。しかし、霊体でも重さはある。そのまま落ちて時頼に当たってしまったのだ。霊体なので相手は痛くないので平気だったが吾輩は頭から出られなくなってしまったのだ。そして夜な夜な出ようと暴れる事五ヶ月、時頼は山城の国の栗田口国綱(あわたぐちくにつな)を鎌倉に呼び、そこで刀を打って貰った。それが国綱だ。時頼は寝る前に国綱をピカピカに磨いて立て掛けたのだ。その晩、吾輩は出れたのだが寝惚けたと時頼が国綱を持ち吾輩の首を切ってしまったのだ。んでそのまま暗い部屋に送られ刀にされた訳だ。ちなみにアッチの鬼丸国綱は吾輩がいないので普通の国綱だ」


うん。紛らわしい。つか寝惚けて鬼の首を切るなよ


「では鬼丸様はどうやって側近様の物に?」


だから側近じゃねぇって!一言も言ってないですかそうですかそうですか


「神様がこのガキにあげた。以上」


変なスイッチが入っているよね?ね?


「なるほど。では側近様は側近ではなかったんですか。って言うか俺は戦う気はなかったんですが……」

「はい。早とちりしました。すいません」

「あ。いえ。わかってくれれば大丈夫です。こちらこそすみません。ところで何用で?」


お。待ってました。その言葉


「実は飢饉に備えてサツマイモが欲しくてですね……」

「なんと!飢饉でありますか。わかりました。あげましょう。しかし、サツマイモはかなりコッチでは独特の作り方だ。俺が直接教えに行こう」

「それには及ばないと思いますが折角来てくれるのですから出来る限りの持て成しを行いましょう。では出向く日付なんですが……」

「今から」


は?


「今から」

「え?ちょっと……」

「何?不都合であるか?今なら形代も付けようと思ってたのだが……」

「是非入らして下さい!」

「よし!これに伴い貴方は俺の事を敏行か大分と、俺はアカワラと呼ぶ」

「それは面倒なので今日助で」

「了解した」


これで一先ずは解決かな。サツマイモもゲットするし、ついでに形代も手に入る。中々いい交渉だった。が俺は聞き逃がさなかった。敏行が『これで解放される』と呟いてる事を。そういや何か忘れているな……




「クッ!何この床!」

「師匠達は大丈夫ですかね……」

「きっと私達を待っているわ。頑張りましょう!」

「えぇ!」




ってな訳でアルファとツイを完全に忘れてたが"安全運転で"帰宅。敏行には妖刀こと鬼丸さんを預けた。俺よりかは上手く使えると思う。ちなみにさっき敏行にいつまで居るかと聞いたら永遠と言われた。もう帰る気がないのかよ。サツマイモは敏行が農民に伝授するので俺の仕事は増える事はなかった。と思っていた時期が俺にもありました。アレイと敏行のパスポートの発行やら戸籍やらで仕事が増えました。しかも書類。もう嫌だ。一応ヨークも手伝ってくれてはいるが、それでもなくならん。って言うかこれは本来ならヨークの仕事だ。俺がやる事ではない。って気付いたのは終わった頃だと言うのは内緒。まぁ……暫くは争いたくはないな

今更ですが、このお話と本編では世界線が違います。このお話は現代編に入る前のお話です

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ