11.家、買うか。いいですね!
「我は官軍我が敵はーてんーちいれざるちょーてれきぞてきーの大将たるものはー古今武装のの英雄…」
カット
「お疲れ様です。そろそろ不動産屋へ行きましょう」
あのあとヒドラは死んだのである。古代竜はドラゴンハンターや魔法使いさん方がぶち殺◯ぞヒューマンしてくれました。報酬は日本円にして400万円×2。合計800万円貰った。なので二人で家を買うことにした。電話のない世界で奇跡を信じて解散すると一生会えなくなるので同居となった。俺は一人が良かったんだけどなぁー。そんなわけで今日、不動産屋へ行くことになった
「今日助さん。行きましょう」
「おう。眠いから急ぐぞ」
〜不動産屋〜
「いらっしゃいませ。家をお探しですか?」
「はい。私と兄の家を買いたいのですがいい家はありますか?」
え?兄?あーーー。同棲だと思われたくないのね
「では、今から周りましょうか」
ここからダイジェスト
一軒目
「デカすぎます」
「しかも予算をオーバーしてるしな。次をお願いします」
二軒目
「街から遠すぎます」
「それに暑い。次をお願いします」
三軒目
「うるさすぎます!」
「夜はグッスリ眠れなさそうだからパス!次をお願いします!」
四軒目
「暗すぎます」
「それに治安が悪いらしいな。次をお願いします」
五軒目
「臭すぎです」
「硫黄か?これ?誰だよ硫黄を熱してるやつ。次をお願いします」
十軒目
「湿りすぎです」
「洗濯物が乾かないな。それに今は寝てる妖刀さんが錆びそうだしな。次をお願いします」
二十軒目
「川に近すぎます」
「氾濫したら浸水待ったなしだな」
三十軒目
「スライムがいっぱいいます!」
「それに街から近いし治安いいし。ここにするか。すいませんこの家買います」
そして2日後引っ越しが終了した。家賃は日本円で200万円。スライムが多いからあまり人気じゃないらしい。だから安い。ローンは組んでない。そして今日から俺とイムの同居が始まったのであった




