前触れ No,4
「ほらっ!早く!」
私の手を友達が無理矢理引っ張る。
クレーターが見えてくる。
「ちょっ・・・痛い!」
必死に拒否しても友達は興奮してるのかどんどん進んでいく。
やっと着いた時には私の袖はしわが寄っていた。
しわを伸ばしてからクレーターを眺める。
さすがにでかい。
直径300メートルはあるだろうか。
しかし、でかいだけではなかった。
何か変わった空気。
ずっしりと重くのしかかるような空気。
「ねぇ、何か変じゃない?」
私が友達に聞くと
「え?あー、ちょっと焦げ臭いかな?」
「そういうことじゃなくて!」
―――ピシィッ
「え?何?」
「美由?何か言った?」
「さっきの音・・・」
「え?」
―――ピシィッ
「ほら!この音!」
「美由、聞こえないよ?」
―――ピシィッ
「さっきから聞こえてるって!」
「ねぇ、あんたおかしいよ?」
「いや・・・だから―――ビキッ ・・・え?」
―――バシィッ!!
「きゃっ!?」
私の体が後ろに吹き飛ばされる。
私だけじゃない、クレーターの周りの人が全て。
まるで突風が吹いたように。
周りの木が軋む。
―――ザッザッザッ。
後ろから足音が聞こえる。
振り向くとローブを着た男が2人、クレーターを見ていた。
一人は目を包帯で隠し、もう一人は頭まで被ってはいるが、顔は見えている。
「空間裂傷、おわりっと」
「次は・・・ゲートだね」
「お前、この仕事初めてだったよな?出来るか?」
「キザル、君は今まで一回だけだろ?あまり変わらないじゃないか」
「うるせえな。まぁいいや。準備はいいか?」
「僕はいつでもいけるよ」
私はただボーっとそれを眺めていた。
数秒して複数の声が響く。
『ヴァニシア!』
次の瞬間、クレーターの真上に円が現れた。
えーと、あれです。大失敗です。
一塊は終わりました。
が。
展開が強引過ぎる・・・・・・OTZ
どうやったら自然体でいけるんだろう・・・
誰か知恵を伝授してくださ(蹴
一応次からは客観的な文章になります。
また分かりにくくなるのかな・・・OTZ