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ソロム町のマルタ
「おいこの赤子どうしよう?」「本当に人間みたいだ。」繭の中から赤子が出てきて困惑していると、女性の声が後ろから聞こえた。「光ったのはここらへんだけど…あなた達は?」話しかけてきた女性に先程起きた事を話すと「驚いたわ。繭から赤子が…は、すぐに私の町に行きましょう!赤子ならこのままじゃ危ないわ!」「そうだったな!よしすぐ行こう!」「まだ名前言ってなかったわね、私はマルタよ。」「俺はルシード、こっちはラシードだ。」こうして3人はマルタの住むソロム町のマルタの家に入っていった。「赤子の扱いは慣れてるの。あなた達も手伝ってもらえるかしら?」マルタ達はその後、赤子の事について夜まで話し合った。