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怪物への恐怖と狂気へ堕ちるラシード
ラシードは怪物への恐怖と娘を失うかもしれない恐怖に次第に心を蝕まれていく。「どうすればいい……ルシード、マルタ…」その時ふとシャノンがずっと戦って勝利している事実について考え始めた。「シャノンはどんな敵に対しても生きて帰って来た。いつも私の元に美しい容姿で帰って来た。」ラシードはシャノンに対し、邪な感情を抑えきれないでいた。「私のシャノン…私だけの特別な女の子…ワタシの女神…シャノン……」ラシードはシャノンの回復を待たずにある計画を進めていた。