研究室: It's by far the most confusing thing I ever heard!
駅に向かう途中、父から、大学に来るように連絡が入ったので、俺は、自宅最寄り駅とは反対方面の電車に乗り、父の勤務先大学の最寄り駅まで乗って行くことにした。
…携帯購入してから、使い走りが増えた気がする。多分、気のせいじゃない。
気軽に連絡を取れない利点もあったわけで、未だに『携帯禁止』と建前上は貫いてくれている学校の方針には、本来、感謝すべきなのかもしれない。
建前は携帯電話の所持禁止だから、クラスの連絡を取る為のSNSグループも無いので、非常に助かっている。
辻原あたりに連絡先を知られた日には、テスト期間中、質問で、携帯が鳴りやまないとの噂である。それは避けたい。
ともあれ、私鉄の終点駅が自宅、というのは便利である。
始発に乗れば、満員電車になる前に、ギリギリ座れる。
そう、自宅購入条件が、当時大学非常勤講師だった母より、大学に正式に職があった父の勤務先に合わせて、そこから電車で一本、ということだったらしく、父にとっては、非常にいい場所に自宅最寄り駅があると言える。
そして俺の、中高一貫の紫苑学院受験の一番の理由は、前述したが、自宅最寄り駅から三駅の場所が、学校の最寄り駅で「家が近いから」、である。
そう言えば以前、優将と瑠珠に、俺の自宅最寄り駅付近のコーヒーショップで会ったが、優将の住所は、その駅からJRに乗り換えて、すぐ隣、一駅先らしい。
歩きで、以前、もくせい公園まで行った時は、それほど意識してなかったが、電車の駅で考えると、優将達の家の最寄り駅と、俺の家の最寄り駅は、たった一駅違いだった、というわけである。古い年賀状で確認した中澤家の住所も、大体その辺りである。
一駅で乗り換えがある、と思うと多少面倒かもしれないが、電車で四駅と思うと、自宅から比較的近い高校だと言えるだろう。瑠珠も、夏休み、偶然会う、ということは、家は、そう遠くないのかもしれない。
結局、親の仕事に合わせて住む場所が決まり、その場所周辺から生活圏で、進学先も生活圏から決まることが多いものなのだろう。
さて、父の職場であるが。
交通の要衝とも言える大型駅付近、それも駅からだと、繁華街を越えていかなければならないので、駅到着から徒歩十五分はかかる。比較的駅の近くに自宅があり、電車一本で勤務先に来られるとは言え、そこから十五分歩くのかと思うと、便利だが、そこまで近い感じはない。
それにしても、大きい駅である。いつ行ってもどこかを工事していて、ガチャガチャしている。
暑いが、何とか大学に着いた。
地下一階、地上十八階建ての超高層ビルが見える。
あれが、父の勤務先キャンパスであり、父の研究室は十五階である。
特に守衛さんなどに止められることもなく、タワー内の一階に入る。
入り口から真っ直ぐ進むと、目の前が総務課なので、父を呼び出してもらう。
結局、内線電話から、十五階まで自分で来たらカードキーで開けてやるから、という、ぞんざいな扱いを父にされ、総務課の人に苦笑された。
自分で、携帯で連絡を取れば良かった。
大学の人に、要らぬ手間を掛けさせてしまった。
俺はまだ、自分が携帯電話を所有していることに慣れていないのだろう。
自分が悪いわけでもないのだが、申し訳ない気持ちになったので、「すみません」と言って、俺は、エレベーターホールに向かった。
足元が絨毯敷きでフカフカする。
それにしても、硝子が多用された建物である。
聞けば、セクハラ防止のための仕様で、研究室の廊下側の壁がほぼ硝子、しかも、学生入室時には、ドアを少し開けておく、という規則になっているそうである。
逆に、プライバシー保護と冷暖房の空調効率が気になるところではあるが、李下に冠を正さず、といったところであろう。
どこも経営に苦労してるな、と思う。大学は特に、ブランドイメージを守る必要性も高いだろうから、尚更、事件防止に努めるのだろう。
十五階の、カードキーが必要な場所まで来たら、出迎えてくれたのは、父ではなく、院生の赤Tだった。
「お久しッス。おっきくなったッスねー。身長抜かれたわー」
「…どうも、閼伽井さん」
「どぞ、こっちッス」
閼伽井貞一郎さんは、博士課程の学生さんで、渾名を赤Tという。
大学一年の時、本名の略称と、偶然来ていた赤いアニメTシャツ、そして、夏目漱石の小説『坊つちやん』に出てくる俗物の教頭『赤シャツ』から取って、赤Tという渾名がついたそうで、本人が調子に乗って本当に赤いTシャツを常に着るようになったので、いまだに赤Tが渾名である。
成人した頃合いからアニメTシャツではなく、無地の赤Tになったそうなのだが、正直すべり倒している。
顔は、…某地下鉄テロ事件の首謀者として、死刑になった、某教団教祖に、本当に似ている。
一時期、御落胤か親戚か、と、本当に噂が立ったのだ。
髪と髭を整えてくれて良かった。
修士論文執筆時に面倒で、いろいろと放置していたところ、ヨガの境地に達したような風貌になってしまったので、あの父が、見かねて、理容室代を奢ったとの話である。
本人が明るいから赤Tと称されて親しまれているが、一般企業とかにいたら、友達がいたかなぁ、と思ってしまう感じの個性の人である。
一時期体臭がフライドチキンだったが、そこも改善されたようで良かった。
ケンタッキーでバイトしながら学費捻出していた時期があったそうで、本人曰く、仕事はフライヤー担当、賄いもチキン、が続いたら、ケンタッキーの体臭になれた、との話である。
赤Tは凄く嬉しそうに、そう言っていたのだが、これまた、それを聞き付けた父が、珍しく、早急に科学研究費、通称、科研費の降りる作業を赤T探してあげて、バイト生活から解放させたそうである。
だから赤Tは今、図書室で、すぐ巣を作ってしまう学生の取り締まりをしてお金をもらい、更に論文を書いて奨学金を得ながら学生を続けている。
この前会った時は、図書室、特に地下の書庫前に巣を作るのは学生、それも、院生の習性だと赤Tは言っていた。
赤Tも以前はそれをやっていたのに、今は仲間を売って日銭を稼ぐ赤いブタになり下がった、と、明るく言っていた。
…。
明るくて、本当にいい人だと思うし、友達も多いのだが、普通の企業に就職するよりは、ずっと研究室棟にいた方が良いかも、と、何故か思わせる、個性の強い人物である。
それにしても、某宗教教団教祖に似るくらい髪と髭を伸ばして放置し、体臭が揚げ物になることを厭わない、真直ぐな気性?であれば、流石の父も世話を焼くのだ、ということが判明した次第だが、赤Tの真似をして父に世話を焼いてもらおう、とは、何故か欠片も思えない。
だから、学校帰りだというのに、制服で父の職場に呼び付けられるのだろうが、どっちがいいか、ということを、何故か秤にかけられないので、多分、ヨガの境地に達した風貌に自発的になりでもしない限り、父との関係性はこのままだろう。
…何故か、ってこともないんだが。
親に心配を掛けない、という点では親孝行かも分からんな。
こういう学生さんを複数見て育ったから、キャンパスライフについて、本当に、幻想も憧れも無いのだが、早期に現実を見せてくれる教育だったのかもしれないと思うと、良い教材?として、その存在に感謝すべきなのかもしれない。
「赤T、先生の息子さん、いらしたー?え、イケメン」
「え、格好良」
廊下を歩いていると、父の研究室の方から、オフィスカジュアルな、水色のシフォンワンピース姿の、髪の長い和風美人と、大人しそうな、いかにも学者風の、清潔感のある、中肉中背の眼鏡の、白いポロシャツの男性がやって来た。
院生なのだろう。
「あ、高良君。こっちの女の人が新井さんで、こっちの男の人が荒井さんッス」
「…え?」
「えっと、女の人が、『新しい』新井さんで、男の人が、『荒々しい』荒井さんッス」
「はぁ…」
赤Tの説明に、新井さんは、気不味そうに、「古株なんだけど…」と言い、どう見ても荒々しくない荒井さんは、困ったような笑みを俺に受けた。
なるほど、同音異字の名字…下の名前も言う、とかじゃ解決しないのか、この問題。
いや、あまりに話し慣れている。
きっとこれは赤Tの持ちネタなのだ。
正直すべり倒している。
赤Tがフィギュアスケート並にすべっているところに、やっと父が登場した。
「降籏先生、高良君来たッス。相変わらずイケメンッスねー」
赤T、相変わらず敬語下手ッスねー…。高校生より下手なのは、どうかと思うッス。口調が移りそうだから気を付けよう。
父は父で、赤Tに、向かって、ニカッと笑った。
「だろー?奥さんに似たんだよー」
その、惚気とも自虐とも息子自慢ともつかない言葉に、赤Tも含めた院生三人が、口を真一文字に結んで、黙った。
おいおい、「そうですね」も「そんなことないですよ」も言えないことを言って目下を困らせるな。
肯定したら『降籏先生』がイケメンでなくなり、否定すると『奥さん』と『高良君』が不細工になる文脈じゃないか。
それなりに、この場で偉いのなら、目下に気を遣わせない方がいいと思うぞ。
研究室に向かう途中、荒々しくない荒井さんが、気の毒そうに、俺に言った。
「研究職に就くなら、容姿で広告塔にされないように、気を付けてね…」
「…研究職に就くとは一っ言も言ってないんですが…。広告塔というのは…」
「大学のイメージが良くなるから、容姿が並くらいかそれ以上だと、テレビとかラジオに引っ張りだされて、大学のホームページとかに顔写真載せられて…。広告塔に使われることがあるんだ…。目立ちたくないから研究職を選んだのに…。何でなんだよ、『美人研究員』だとセクハラ扱いするのに…。俺は…。性差別を受けているのでは…」
…まさかの経験談ですか?
荒井さんは「苦痛だよ」と言った。
「もうイケメンって言われたくない…。相対的に株が上がってるだけなのに…。実態は、普通の研究員なんだよ?イケメン研究者って言われてハードル上げられて、日常で生き易いと思う?」
…『相対的に株が上がってるだけ』って、分かるー。
だって背景が赤Tだもんな?
そりゃ、容姿が並くらいかそれ以上なら爽やかイケメンに見えるのは致し方ないし、この中で広告塔に男性を使おうとしたら、赤Tよりか、この人だろうしな?
シビアな話、大学のイメージがかかってんだろ?
…そりゃな!
ごめん、赤T。
…何も言えん!
「荒井ちんは別に不細工じゃないじゃん…」
困ったように新井嬢は、そう言ったが、「分かるかい?」と荒井さんは俺に向かって言った。
「『不細工じゃない』と『イケメン』の間に流れる川の長さと深さが…。『荒井ちんはイケメンじゃん』、じゃないんだ」
「…いやその、パーツは悪くないって、荒井ちん。…フツーに良いよ…」
新井嬢は、尚も困ったように、だが、正直に『フツー』と言った。
優将とか水戸の容姿の良さを見慣れてるせいもあって、俺も、本当にコメントに困る。
「…それが困るんだよ。結論、『整ってるが華が無い』ってことなんだが、華なんて、どうやって身につけりゃいいんだよ…。顔のパーツが整ってるなら、パーツの整形のしようもないじゃないか…。第一、派手な格好の研究者になる気も無いし、その慰めの言葉、俺の伸びしろゼロなんだよ…。…何で、こんな目に。引きこもって研究してたいのに…」
「荒井ちん、半端にコミュ力もあるからね…」
新井嬢は、尚も困ったように、だが、容赦なく、そう言った。
荒井さんは、「そう、半端に」と言った。
「日常生活は滞りなく送れる程度、研究室で上手くやっていける程度に。研究室棟から出ない方が良い、ってレベルの壊滅的な感じはないけど、一般企業に入るには気が弱い、くらいの…。だから広告塔にも使えるくらいのコミュ力。営業向き、とかのレベルではない…」
「荒井ちん、研究室に着いたら、お菓子あげるね…」
新井嬢は、ついにフォローを諦めて、菓子を与えて慰めることにしたらしい。
俺も、何も言えん。
荒井さんは、「ありがとう新井ちゃん」と言った。
「大体『イケメン』なんて…。女の子に『巨乳』って言ってるようなもんじゃん…。見た目だけの話でしょうに。なんで俺に対するハラスメントには当たらないんだ?褒めてるつもりなら『巨乳』って言っていいわけじゃないのと同じくらい、『イケメン』って言われたくない人もいるんだぞ?今後、その単語を俺に使う人間には、俺のことを外見で判断する程度の人間性及び知能だと判断するぞ?いいのか?と、言ってやりたい…」
こんなに強い内容を、こんなに気弱に言える人っているんだな…。
語尾も荒々しくない荒井さん、見た目が優しそうなので、多分、いろいろ損を引き受けてきたのだろう。
あと、…廊下が長くて、なかなか研究室に着かない。
足元、絨毯でフカフカするから歩き難いんだよな。
「…荒井ちん、それ、私に対するセクハラになるかもだから、女子のいるとこで言わない方が良いよ」
「女子?どこに女子が?この場に女子なんていないと俺は思ってるからね。高良君、この人、フィールドワーク先で捕まえた、佃煮になる前の蝗を」
新井嬢は、荒井さんが全部言い終わる前に、無表情で、荒井さんの背中を、バン、と叩いた。
仲が良いらしい。
「もー、荒井ちん、うるさい。あ、栗川先生」
その場にいた全員が、立派なスーツ姿の、恰幅の良い、総白髪の男性に一礼したので、俺も、それに倣った。
優しそうな声が「ああ、降籏先生」と言った。
「こちらの学生さんは?聴講かな?」
「息子です」
「降籏高良です、初めまして」
笑顔の父の報告と俺の挨拶に、栗川氏は動揺した。
「えっ、イケメ…、えっ、…どういうことだね、身長はともかく、顔のパーツの共通点、眼鏡だけじゃないかね…」
失礼のThe Old Sheep Shop。
その眼鏡、外付けでして、百歩譲って視力は遺伝するやも分かりませんが、眼鏡自体の素材には、遺伝子との関連性は皆無なんですよ。
あと、「どういうことだね」って、どういうことなんですか。
貴方、偉い人じゃないんですか。
そういうの、目下に言ったら駄目ですよ。
しかし父は、意に介した様子もなく、「妻似でして。顔も頭も良いんですよー」と、明るく言った。
もうやめてくれ。
本当だ、荒井さん、辛いですね、これ。
「あ、あー、奥さん!はいはい、会ったことあるなぁ。そうかそうか、才媛のサイエンティストだったなぁ…。そうか、…気の毒に。研究職に着くなら、容姿で広告塔にされないように、気を付けるんだよ…?自分の研究の時間が減るから。ただでさえ、講義とか研究会の準備とか、雑務も多いのに…」
…研究職に就くとは一っっ言も言ってないから、広告塔にされると決め付けて、今から俺の未来を気の毒がるの、やめてもらえませんかねぇ?多分偉い人。
あと、なんか親爺ギャグ差し込んできました?
…ん?栗川教授?伝承文学の?昔話研究の栗川智?
…偉い人だったー。
もう何も喋らないでおこう。
研究室に入ると、新井嬢が御菓子を出してくれて、荒井さんが御茶を煎れてくれた。
赤Tは、俺用の椅子を用意してくれながら、「凄いじゃないッスか」と言った。
「地域伝承の、某集落の座敷童伝承の特異性。他所の座敷童伝承との比較研究と、分布図とか入れて…。博論まで持ってけますよ、このタイトル。高良君、流石ッス。よく見付けてきたッスねー」
「え…っ、あの、書くとは一っっっ言も言ってないんですが?」
「でも、これ、見付けたの、高良君って聞きましたけど?先生から、発見者、って」
「…まぁ…俺ですが」
博士論文って言いました?今。
あと、学士の卒業論文も書いたことないのに、勝手に提出する論文のレベル、上げないでもらえます?
「父さん、どういうことなんだよ」
俺が小声で尋ねると、父は、信じられないくらい、いい顔をして、紙の束の入った封筒を俺に渡してきた。
「はい、あの本のコピー。これなら、書き込みとかしちゃってもいいくらいだから。ザックリ読んだけど。出るよ、多分」
「何が?」
「出るはずのない文化財が」
父は、イッヒッヒ、という、聞いたこともないような、下卑た笑いをした。
俺は、ゾクッとした。
「…何だよ、それ」
「文化財発見の際には、市の教育委員会か、警察に御連絡くださいねぇ、発見者さん」
「…捕らぬ狸の皮算用、って言わなかったっけ、俺」
「言ったし。解読が全部終わって、俺に解読文を添削してもらって、その内容を見てから、フィールドワークをやるかどうか、自分で判断する、とも言ってた」
「そう、まだ、何もやってないよ俺」
ニヤッと笑って、父は返事をしない。
…俺が自分の判断で、フィールドワークをやると思ってる、ってことか。
…何があるって言うんだ?
「基礎知識として、赤TにコピーしてもらったO地区の郷土誌と、O地区のゼンリン地図、渡しておくねぇ。良い旅を。そして、抜けられない沼に、ようこそ」
「…なにそれ」
「勉強は楽しいもの。新しい知識が増えるのは喜び。でも学生がやってることは、いつまでたっても『お勉強』。研究は『修行』。絶対終わらないし、やってもやっても覆る。新しい発見があったら、簡単に学説なんて覆るんだからね。所詮学説なんて流行なんだよ。流行に乗るんじゃなくて、流行を作り給え、高良君」
父の、ニヤッとした笑みに、再び寒気を感じていると、新井嬢が御茶とクルミッ子を出してくれた。
そして、やおら、A4サイズのチラシを手渡してくれた。
「あ、これー、就職先の館の企画展のチラシですー。今度、鎌倉彫の特集やるんで、時間あったら来てくださいねー」
「あ、どうも。えっと、就職先って?」
「学芸員なんです、あたし。春から社会人しながら研究生で、今日は午前休で、研究室から、このまま出勤です。そーだ、研究職に就くなら、教免か博物館学芸員資格取得しといた方がいいですよー。潰しが利かないから。就職した後から社会人入学してもいいんですけどね、働きながら研究出来るし」
赤Tと荒井さんが、「うんうん」と言った。
研究職に就くとは一っっっっ言も言ってないから、勝手に、取っておくといい資格を教えてくれるの、やめてくれません?
父は、もう、「クルミッ子うめー」と言って、誰の話も聞いていない。
俺は、大量の紙の束の入った封筒と、チラシを手に、「そうですか」としか言えなかった。
だから、研究職に就くとは一っっっっっ言も言ってないんだが。
出るはずのない文化財。
…興味が出て来ないと言ってしまったら、嘘になるんだろう。父親に、それを見透かされているようなのは、腹立たしいが。
(新約聖書『マタイによる福音書』三章四節)
「ヨハネは、らくだの毛衣を着、腰に革の帯を締め、いなごと野蜜を食べ物としていた。」




