自宅でもkissされる由樹兎
お・・・・おれなんてことをやっちまったんだ・・・我に返り手で顔を覆う。
夢と寿里のどちらの服も買い揃えることができ一旦3人で喫茶店に入る事にした。
ポップスマートを出る時から俺と寿里は様子が可笑しくなっていた。
あんなことがあれば気恥ずかしさが半端ない。
夢はきょとんとしているが、何かを少し察しているようだ。
「ねえ、二人なにか合ったの?」夢がストレートに聞いてきた
「な・・・何も無いぞ」無意味に高笑いする俺。
「・・・・・・・」寿里は少し顔が赤い
勢いとはいえ何てことしちゃったんだろと内心俺の顔見れない寿里だった
そのあと寿里に聞いたのだが俺と夢が家でキスしたことを話していたらしい。
それが原因で私も負けていられないと行動したらしい。
寿里のあんな顔をみてしまうとは。思い出すだけで顔が赤くなる。
喫茶店のあと複数の店、ゲーセンなどを回り夢に町の紹介は無事完了した。
寿里と別れ俺と夢は自宅で食事を取ってそれぞれの部屋に帰る。
途中、階段を上りながら夢が止まる。
「花咲さんとなにかあったの?なんか二人ともよそよそしかったけど」
少し重い顔をして聞いてくる
「い…いや…別に・・なにもないぞ。うんなにもない。」俺はそういいながら夢を追い越して階段を上る
「ほんとかなー。明らかに服屋から二人の様子がおかしいよ」
いぶかしげに俺の顔を覗き、顔を少しづつ近づけてきて軽くキスしてきた。
「こらまたなにするんだ。」おれは素早く間合いを空ける。
「だって・・・最初の日から一度もしてくれないし」
ばかなこというんじゃないと言い、口を手の甲で抑えて自室に戻る。
そして扉にもたれかかるようにへなへなと座り込む。
「なんなんだよいったい」