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ちゅぱちゅぱ音を鳴らしながら
次から次に登ってくる人の列から離れていく。
「どうしたの」
そう言って手を引く夢をみていると
急に足が止まり顔を両手で固定するように持ちキスしてきた。
それもがっつりと長い。
こんな山奥で舌を絡めるようにキスしてくる。
ちゅぱちゅぱと音をわざとならすように口づけしたかと思ったら、
離れては近づきを繰り返しながらキスしてくる。
数年会っていなかった遠距離恋愛の二人の様に。
「おいおい、もうこのくらいで」
思わず止めにはいるほど長い時間強く抱きしめて激しくキスしてしまった。
「えー、もうちょっと」
そう言いながらも、俺から何かを吸い出すようにキスしてくる。
サキュバスに生気を吸われている様だ。




