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キスをねだられ嫉妬が生まれ  作者: アルランド
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お店の更衣室で大胆になる彼女

「由樹兎今日はどこいくの」横で歩く寿里が言う。

なんとか二人に抱き着くのを止めてもらうことに成功した

「そうだなやっぱり最寄りの商店街かな。あそこなら大体のものは揃うし比島さんの足りないものも揃うと思うぞ。」おれは横をあるく夢を見る。


こっちを覗き込むようにじっとみている・・・そんなに見つめないで・・・はずかしい。顔を赤くする俺のほうが乙女の様だ。

「そうだね。じゃあまず丸横のポップスマートに行こうよ。あそこ広いしかわいい服沢山揃ってるよ。比島さんも気に入るのあると思うな。」

俺を真ん中にしているので前傾姿勢で夢を見ている。

頼むぞもう争わずに仲良くそのまま大人しくしててくれ。俺のみが持たない。


結構大きなアーケードになった商店街。道幅も結構大きく人通りも多い。雨の日も傘を差さなくてよいし大概の物がこの一角で手に入るので

他の町からも電車に乗ってくる人が沢山いるほどの賑わいだった。

その中でも一階建てとはいえかなりの大きさを誇るポップスマート。

ポップスという名前にはじないポピュラーな音楽がいつも店の中に流れていて男女両方の服がしっかり揃っている。

値段がお手頃の物が多いが高いものも一緒に置いているので品揃えはかなり良い。


「ねえねえこれなんてどう。」寿里が自分に腰の部分にベルトがついていて肩回りにフリルの付いたワンピースをあてがい俺に見せる。

「寿里も買うのか?凄くかわいいんじゃないかと小さな声で言う」おれは真顔で言ったのだが言われた寿里は真っ赤になって試着してくると言って試着室に入っていった。

肝心の比島さんも見ていたのだがお手洗いに行ってくると少し離れていった。

寿里はその声を聴いて心臓が張り裂けそうに緊張していた。試着室で顔を赤くして持ち込んだ服を着て顔だけ出して外を伺っている。

「あ・・・・あの・・由樹兎・・・ちょっと手伝ってくれない。」試着室でもじもじしながら由樹兎を呼ぶ。

「どうかしたのか?」試着室に近づく

とその時手が試着室から伸びてきて俺は強引に中に引っ張り込まれた。

そして寿里と何故かキスしていた。

比島さんだけずるいとかいいながら一度話した口をまた当ててくる。

なななにを言ってるんだと俺はキスしながらもごもご言っている。

激しく首に抱き着きはなれようとしない。

しまいにディープキスをしようとしているがうまくいかない。

なんとか少し落ち着いたのか離れた所でどうしたんだと聞いたが答えない。

ディープキスしてほしいと言う言葉だけが帰ってきた。

俺は思わずそのかわいい表情につられて自ら唇を重ね、

十数秒だろうかお互い求め合い抱きしめ合ってキスをし続ける。

「うれしい。由樹兎からしてくれた。・・・幸せ」

潤んだ瞳で俺をまっすぐ見つめて首に抱き着いている。

「おまえな・・・ここをどこだと思ってるんだよ。比島だっているんだぞ」

俺は冷静を装い顔を赤くしてそっぽ向く

「このままずっと抱き着いていたい」今度は腰に手を回し顔を胸に当てている。

試着室のそばで俺を呼ぶ夢の声が聞こえた。

俺は我にかえり優しく手をふりほどき、寿里の頭をぽんぽんと軽く叩いて衣装室をでる。


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