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お互いに褒め合う二人
「由樹兎ーお待たせー」元気な声が聞こえる。
寿里も20分も前に来たようだ。
「おはよう寿里・・・そのなんだ・・・今日も可愛いな」
俺は立ち上がると少し頭に手をやり照れながら言う。
白のフリルの付いた服の上にブロックと呼ばれるブラウンの薄い色のエプロンドレスを
可愛く着こなしている。
髪型はソバージュが全体にかけられていていつもは見ない髪型でドキッとしてしまった。
大人びた雰囲気でどぎまきしてしまう。
「由樹兎もカッコいいよ」
値踏みするように俺の上から下までじっと照れた顔で見ている。
俺はおしゃれがよくわからないのでメンズ美容室に行き少しキメタ髪型にしようとしたのだが、
寿里にいつもの髪型が良いと言われて断念した。
どうも自然な俺が良いらしい。幼馴染ならではの感覚なのかもしれない。




