ライバル襲来!泥沼の予感。嫉妬の嵐の力で大胆に3
委員長(高藤名瑞奈)にカミングアウトすることになる
二人の態度は相変わらず激しいスキンシップのままでたじたじ。
次章は寿里の巻き返しのアタック
秘密するという約束で事のてんまつを話した。
同級生の赤の他人を家に住ませているなんてばれた日には学校中のネタにされてしまう・・・
それだけは避けなくてはならない。
納得はいってないようだったが委員長も解かってくれたようだ。
しかし様子が可笑しい。
二人に学校でくっつかないように注意してかなり怒っている。
今日は昼までなので早々に逃げるように帰ろうとしたが二人に捕まった。
同じクラスなので逃げるに逃げれない。二人は対抗し合う様に張り合っている。
帰り際に喫茶店へ行き、弘樹も入れて4人で話し合うことになった。
学校では腕に抱き着かない事などを議題に挙げたのだが夢が譲らず。
夢が譲らないなら私も譲れないと寿里。
弘樹が説得するが上手くいかず。
もう諦めてどちらかと付き合えばいいんじゃないかと極論を言う。
そんな事ができたら苦労はしない。
寿里とは長い付き合いだったが恋愛感情をもっていたわけじゃなく良い友達といった感じ。
夢にいたっては彼女の事は何も知らないに等しい。
いくら美人だといっても、おいそれと付き合うなんて事にはならない。
ましてや同居し続ける事になっている。
振るにしてもずっと気まずい状態が続くなんてことになると、
家の中が針のむしろになりかねない。
次の日2年でも高藤名瑞奈が委員長に就任、午前で学校が終わる。
今日は町を案内してほしいという夢の希望で3人で街を紹介して回ることになっている。
弘樹は俺たちの邪魔にならないようについてきてくれないそうだ。
薄情者~と俺は心の中で叫んでいた。
まずは家に帰り私服に着替える。
四月の気持ちの良い季節だが俺の周りだけ熱い気がする。
私服に着替えた二人が俺の腕にまた抱き着いているのである。
比島夢さんは身長165センチ位と女子にしては背が高く、すらりとした足がモデルのようで
その魅力をふんだんに生かすロングスカートをはいている
大人の女性と言った印象のデザイン。
対して花咲寿里は156センチの身長にあどけなさの残るいでたちで茶色と白のストライプエプロンワンピースの服と隠し切れない大きな胸がアクセントになっていた。
これはデートコーデとかいうものでは・・
俺は二人の姿をみて顔をぶるぶる左右に振り平常心平常心と呟いていた。
次章寿里の強烈なアプローチが来る