怒った相手にグラスの水を勢いよく掛けられる
少し沈黙の後
やはりこの方法しかないか。俺は決心して語りだす。
「おほん。俺は高藤さんと付き合っていないが恋人候補として見ている。あ・・・知ってると思うがもう二人慕ってくれている人がいる。
そのなんだ・・・真面目に考えて今の状況になってるわけで3人を垂らしこんで3股かけているとかではけ・・・」
俺が最後まで言いかけていたのだが、前に居た後輩にグラス一杯の水をかけられていた。
「そんな優柔不断な状態で高藤先輩を困らせないでください。とにかく真面目に付き合うならともかく今の関係は許せません。」
そう言うと彼女は千円札をばしっと大きな音を立てて置きそそくさと店をでていってしまった。
俺はかなりの量の水を頭から被り濡れネズミになっていた。
その姿を見て、計画通りだと言っている黒い影が近くに居た。
俺はどうしたものかと部屋のベットに横たわり考えていた。
たしかに3人と付き合っているなら、かなり良くない話だろう。
周りからどう見えるかはさて置き、俺は誰とも付き合ってはいない。
いや・・・選べずにいるが正しいのか。
このままではダメなのかな。身体を起こしどうしたものかと天井をみる。
翌日、テンションが低いまま登校していると夢と寿里が心配そうに覗き込む。
昨日あったことは全く誰にも話していない。
せめて親友の弘樹には直接話して相談に乗ってもらおう。




