男だけでなく由樹兎を睨む女性の影
そんな男達の嫉妬が向けられていることも知らず
今日も教室でベタベタしている由樹兎。
椅子の半分に夢が乗り机に寿里が座り、名瑞奈が近くに立っている。
「おまえらな。休み時間の度に来すぎだ。大人しく席に座るかもう少し他の人と話してくれよ」
俺はもたれかかってくる夢を手で押し返しながら言う。
「だってねー」
机の上で足をぷらぷら揺らしながら寿里は夢を見て言う
「なによ・・いいじゃない。最初に由樹兎の椅子に座った者の勝ちよ」
「いやいや、この椅子は全て俺の物だから、取り合いとかしないでくれ」
あーまた、こらとか言いつつすり寄る夢と寿里がじゃれている。
それを近くで見ながら笑っている名瑞奈。さすがにクラスではグイグイ来ないので助かる。
その姿を見ている謎の視線がクラスの外にあった。
それも女性の嫉妬の熱視線だと!
誰も気づいていないのかと言うと結構がっつり見ているので当人達以外は結構何してるんだといぶかし気に教室を出入りする人に見られている。
「くっ、羽馬由樹兎。どうしてくれようか」右親指を口に手をやり呟く
それ以外にもクラスの中にも数人男子の視線が・・・・
これは由樹兎の身にピンチが訪れるのでは




