ドアを開けると同時に抱き・・・
簡単に開くタイプの鍵では無い為外側からは開けれないはず・・・たぶん。
「こら夢何故にこじ開けようとしている。」俺はドアの傍に寄って問いかける。
「今日は由樹兎の横で寝たいなと思って。枕持ってきた。」俺の部屋の前でパジャマ姿で枕を抱きしめている夢がいる。
「ダメだ。早く大人しく寝てくれ。横に寝たりしたら襲ってしまうかもしれない・・・」
俺は少し照れ臭そうに言う。
「別に襲ってくれていい」
夢は淡々と平坦な口調で言う。
冷静に行ってるってことか。何か思い詰めてるのか。
「一つ屋根の下にいるんだ、そうもいかないよ。」
俺は早鐘の様に鼓動が早くなるのを感じながらドア越しに話しかける。
「でも・・・少しだけでいいから私の中に入れて・・・違った部屋に入れてほしい。」
夢は変な事言っちゃったと顔を紅くしている。
周りが静かな影響で小さな声よく聞こえる。
「襲ってきたりはしないか?」なにかとんでもない事を言っていたような・・・・
「ほ・・・保障はしかねる」更に強く枕を抱きしめうつむいている。
「おい」俺はどうしたものかと考える。いざとなれば本気で引き離せばいいのか・・・いや大丈夫か、前の事例もある。
俺はくどくど考えるのを止め扉を開けた
「いいの?」夢が顔を上げる。
「どうぞ」俺は優しい表情で招き入れる。
「由樹兎ー」入るなり抱き着こうするがおでこを抑えて阻止した。




