焼肉屋ローテーション
結局最初に提案のあった焼肉食べ放題のお店に来ている。
女子の方は結構値段がリーズナブルなので
女性がかなりの数店の中に居た。
「4名様ですね。あちらのテーブルにお座りください。」
一番奥の窓際の席に4人で座る。
座る席はどうやら事前に勝負付けが済んでいたらしく
スムーズに俺の横に名瑞奈が座ってた。
食べる事が決まった時点でじゃんけんしてローテンションして俺の横のポジションに入れるらしい。
手を回す名瑞奈をみて羨ましがる二人。
いいもん私はもっと凄い事するもん。などと怖い事を寿里がボヤいている。
「ねえ由樹兎。そこのソース取って」何故かソースを取ってといいつつ俺の腕にすりすりと顔をこすりつける。
「あーずるい」寿里がすかさず向かい側でプンスカプンスカと謎の文字を頭の上に浮かべている。
なるほど6人座れる席にも関わらず、あえて二人俺の方に来なかったのは誰か一人が俺を独占する事が許さる様になのか。
二人が左右から抱き着きでは食い放題ではなくなる状況が頭に浮かんだ。
肉の注文はベルを鳴らすスタイルでそれ以外のデザートやカレーなどのごはん系、ピザ、麺類等も揃っている。
そんなものを食べていたら俺は元を取れない。
俺が野菜のコーナーでチョイスしていると、俺の腕に掴まってくる夢。
「これ美味しそうだよ」前を指さして俺の方を見ている。
どうやら酢豚のようだ。うまそうだが焼肉が・・・いや旨そうなものは採算度外視してでも食べておきたい。
「じゃあもらおうかな」自分で皿に取ろうとすると私が取っとくよと言って押しのけられた。




