デートのお誘い
次の日 教室の机で潰れるように寝ていると3人の女子が席にやってきた。
何やら示し合わせてきているようだ。
何かよからぬ事を考えていそうな雰囲気。
「あの・・・あの由樹兎・・・」寿里がもじもじしながら言う
「なにかようか・・」少し体を起こしつつ、顔を引きつらせて答える
寿里だけでなく後ろの二人ももじもじして寿里に早く言うように後ろから肘でつついている
「あの・・今度の土曜日・・・この券で一緒にデートしてくれないかな」
なにやら遊園地の入場チケットらしきものを4枚持っている。
「で・・・でーと・・・」その単語を聞くだけで少し赤面してしまう。
近くの席の男子と女子がざわつく
「ダメかな?」うるうるとした目で寿里はチケットを差し出している。
「ああ・・・ええっと・・・これはどう返事すればいいんだ」
周りを見渡しあたふた。首を振っても答えがでるわけじゃない。
俺は目をつぶり一枚チケットを受け取った
「いいの?」寿里が顔を輝かせている
「別に遊びに行くぐらいは構わないだろ・・・ただし過剰なスキンシップは禁止で」
それを聞いて3人の女子はぶうぶう文句を言っている。
デートだからそれは無理などと言って三人は纏まってクラスを出ていった。
まだ3人で何か話すようだ・・休み時間もうなくなるぞ。
次回寿里のピンチ




