✒ 尻小玉を抜く妖かしの正体 4
セロにしか使えない古代魔法のお蔭で生まれ変わるように綺麗な水になった池を眺めながら、和茶を飲みながら和菓子スイーツを味わう。
マオ:厳蒔磨絽
「 ──出来立てホカホカのたい焼き最高~~♪
小豆のほろ苦さと控え目な甘さが生地に合ってる!
和茶が進むぅ~~ 」
セロ:式神
「 小豆餡だけではないですよ。
カボチャ餡,サツマイモ餡,クリ餡,イチゴ餡,マッチャ餡もあります。
イチゴ餡ってどんなの? 」
セロ:式神
「 食べ易くスライスしたイチゴを餡で挟んでます 」
マオ:厳蒔磨絽
「 えぇ~~……それ、美味いの??
イチゴを餡で挟むなんてさ…… 」
セロ:式神
「 いちご大福は美味しいでしょう?
いちご大福の “ いちご ” も餡で包んであります。
生地が違うだけです。
中身を代えたどら焼きもあります 」
マオ:厳蒔磨絽
「 折角だし、食べてみるよ。
イチゴはそのままでさ、餡を生クリームに代えたのも出してよ! 」
セロ:式神
「 はいはい。
カスタードクリームも出しましょう 」
マオ:厳蒔磨絽
「 じゃあ、抹茶クリーム,チョコクリーム,コーヒークリーム,ココアクリーム,イチゴクリームとかも出してよ! 」
セロ:式神
「 はいはい。
好きなだけ食べてください 」
オレはセロが〈 テフ 〉で構成してくれた和菓子スイーツを好きなだけ食べる。
やっぱり、和菓子専門店──甘味屋は必須だな!
人件費が掛からないから、可能な限り安い値段で販売して、平民達にも好きになってもらおう!
元手はタダなんだから、売れた分だけ収入になるもんな!
マオ:厳蒔磨絽
「 稼いだお金で何
平民もピンキリだから、仕事を作って働いてもらってさ、支払う給料に使おうかな? 」
セロ:式神
「 マオのやりたいようにしてください。
〈 器
特にキノコンは使われる事に喜びを感じます。
頼ってあげてください 」
マオ:厳蒔磨絽
「 うん。
どうせなら、食
田圃や畑,果樹園とかさ。
収穫したら皆で分け合えれば、平民同士で助け合えるんじゃないかな? 」
セロ:式神
「 農作物ならキノコンの専門分野です。
作り方を教われば、勝手に作り始めるでしょう 」
マオ:厳蒔磨絽
「 ≪ 平安京 ≫の中に手付かずの土地があれば、買い取って進めよう! 」
セロ:式神
「 はいはい。
──おや?
子供が集まって来
マオ:厳蒔磨絽
「 えっ? 」
子供
「 お兄ちゃん達、此
マオ:厳蒔磨絽
「 何
休憩かな? 」
子供
「 きゅうけい??
きゅうけい…って何
セロ:式神
「 恥ずかしがり屋の妖
子供
「 あやかし~~?? 」
セロ:式神
「 この池は恥ずかしがり屋の妖
この池には近付かないように。
池に悪さをしてはいけません 」
マオ:厳蒔磨絽
「 見る影もないぐらい汚
池に悪さして汚
2度と髪は生えて来
あっち行け──、シッシッ 」
セロ:式神
「 マオ、そんな言い方してはいけません。
──これを持って行きなさい。
皆
子供
「 いいの? 」
セロ:式神
「 出来立てです。
火傷しないように 」
子供
「 有
白いお兄ちゃん(////)」
セロはホカホカの饅頭の入った茶色い紙袋を子供に手渡す。
子供はキラキラと瞳を輝かせながら紙袋を受け取って離れて行った。
マオ:厳蒔磨絽
「 太っ腹だな~~。
あんなにあげなくても良
セロ:式神
「 波風立たせず追い払えましたし、良
マオ:厳蒔磨絽
「 まぁな……。
それにしてもさ、キノコン遅いな…。
池の中で溺れてないよな? 」
セロ:式神
「 海底に潜っても水圧に余裕で耐えられるキノコンですよ。
溺れたりしません。
戻って来
マオ:厳蒔磨絽
「 うん…… 」
とか話していると池からザバッ──っと音がした。
“ 噂をすれば影 ” だっけ?
そんな諺




