✒ 退魔師試験を受けよう 5
セロは〈 久遠実成 〉に真心を供えて冥福を祈る──って言うけど、セロに〈 久遠実成 〉へ供える “ 真心 ” なんてもんが有るのかよ?
〈 ゴデッセルロド
一体どうするつもりなんだろう…分からん…。
セロが古代
マオ:厳蒔磨絽
「 何
セロ:式神
「 彼
これから供養の為に〈 久
マオ、眠たくなったら寝ても良
マオ:厳蒔磨絽
「 はぁ!?
供養を始めるんだろ!
起きてるに決まってるだろ!! 」
セロ:式神
「 はいはい。
好きにしてください 」
セロは薄っぺらい経典を出すと、頁
セロ:式神
「 ──マオ、全
≪ 村落 ≫へ戻りますよ 」
マオ:厳蒔磨絽
「 うぅん……。
……………………終わった……?? 」
セロ:式神
「 はい。
供養を済ませ、廃寺院の敷地内の全
此
マオ:厳蒔磨絽
「 ………………オレ……『 起きてる 』って言ったのに…… 」
セロ:式神
「 ものの5秒で眠りましたよ。
新記録ではないです?
ふふふ…(////)」
マオ:厳蒔磨絽
「 『 ふふふ 』じゃ、ないよ!!
起きて見てたかったのに…… 」
セロ:式神
「 残念でした♪
もうじき日が暮れます。
≪ 村落 ≫の近くへ転移します。
退魔仲介所へ寄ってから宿屋へ向かいましょう 」
マオ:厳蒔磨絽
「 うん。
受付人に今回の事を説明しないとだよな 」
眠っちゃう前には確
始めから綺麗な敷地だったかのように整備されていて、更地の真ん中には立派な慰霊碑が建てられている。
慰霊碑へ参りに来
1人も居
セロが転移魔法を発動させる。
優しい光
──*──*──*── 村落
──*──*──*── 退魔仲介所
セロと一緒に退魔仲介所へ入ったオレは、受け付けで名簿に名前を記入する。
試験で受けている依頼書を出して、受付人へ依頼を解決させた事を伝えた。
セロは式神を演じているから、ニコニコ笑顔でオレの後ろに立っているだけだ。
セロに教えてもらった事をオレが受付人へ説明しないといけない。
受付人
「 ──それは本
今日
マオ:厳蒔磨絽
「 オレの式神──セロは凄いんだ!
どんな評価を付けられるかは分からないけど、更地にして慰霊碑を建てた場所には、妖魔も妖
馬鹿みたいに長かった階段の段数も元に戻ったからね! 」
受付人
「 そりゃ凄いな!
今夜は宿屋で確
事件解決、お疲れ! 」
マオ:厳蒔磨絽
「 有
受付人に御礼を言ったら、セロと一緒に退魔仲介所を出て、宿屋へ向かって歩く。
マオ:厳蒔磨絽
「 ──オレ、ちゃんと言えたかな? 」
セロ:式神
「 上出来でしたよ、マオ。
偉い偉い♪ 」
マオ:厳蒔磨絽
「 当たり前のように頭を撫でるな!
──セロ、今夜は……添い寝してほしい(////)」
セロ:式神
「 はい?
添い寝…です? 」
マオ:厳蒔磨絽
「 うん(////)
今夜はオレの抱き枕になってよ! 」
セロ:式神
「 はいはい。
マオが望むなら、喜んでマオだけの抱き枕になりましょう 」
マオ:厳蒔磨絽
「 セロぉ~~~~(////)」
セロ:式神
「 今夜は『 いいこと 』します? 」
マオ:厳蒔磨絽
「 今夜は良
未
セロ:式神
「 退魔師試験に合格したら『 いいこと 』します? 」
マオ:厳蒔磨絽
「 うん……したい(////)」
そう言えば、此
晴れて退魔師になれたら、セロと『 いいこと 』したいな!
今回の試験で合格出来たら良
でもなぁ~~、1回ぐらい “ 天狗 ” って奴を見てみたかったな……。
セロには残留思念体って奴が見えてたのかな??




