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⭕ お墓参り 4

◎ 訂正しました。

  さん、─→ づるさん、


マオ

「 キノコンが妖魔を倒せる事が分かってかったけど──。

  妖魔を倒せるんだからわざ(わざ)妖魔をつかまえる必要はないんじゃないか? 」


セロフィート

「 キノコン達は是が非でもワタシに妖魔を献上したいそうです 」


マオ

「 妖魔を献上?

  献上されたって、さわれないんだから意味ないんじゃないか? 」


セロフィート

「 そうですね。

  実体の無い妖魔をいじくり回して実験する事は出来ません。

  残念です 」


マオ

「 キノコン砲なんて技を編み出して妖魔を倒せるようになったんだから、その内、妖魔をつかまえられるようにもなるかも知れないな 」


セロフィート

「 期待はせず楽しみにしていましょう 」


マオ

「 そだな。

  ──セロ、オレ達を尾行をしてる謎の追跡者達の事だけど、づるさんにも話すんだよな? 」


セロフィート

此方こちらからわざ(わざ)話さなくてもいでしょう。

  づるさんから聞かれたら答えればいです。

  追跡者達はには妖魔の森付近に到着するでしょう。

  とは言っても、づるさんが言われたとおり、妖魔の森は “ 五行軍ですら入る事を危険地帯 ” です。

  妖魔が湯水のように沸いて出るような場所にノコノコと入るとは思えません 」


マオ

「 妖魔の森の出入り口付近で待ち伏せしてるかも知れないって事だな?

  どうするんだ? 」


セロフィート

「 追跡者達は谷底へ転移させてしまいましょう。

  谷底から上がってるのに数日は掛かるでしょうから、距離を離せます 」


マオ

「 それなら鉢合わせしなくて済むよな!

  い手だと思うよ。

  ──それにしてもさ、セロも優しくなったよな(////)」


セロフィート

「 はい?

  『 優しくなった 』とはです? 」


マオ

「 だってさ、今迄のセロなら迷わず〈 創造主ゴディオールの館 〉に転移させて〈 合成獣キメイラ 〉の餌にしてただろ。

  今回は〈 創造主ゴディオールの館 〉に転移させないから、〈 合成獣キメイラ 〉の餌にしないんだろ? 」


セロフィート

「 ………………たしかにマオの言うとおりです。

  谷底へ転移させるなどぬるいですね。

  …………どうして『 谷底へ転移する 』と考えたのでしょう? 」


マオ

「 オレに聞かれても分かるわけないだろ!

  まさか、今から “ 変更する ” とか言わないよな? 」


セロフィート

「 ………………………… 」


マオ

「 セロ?

  黙り込んで、どうしたんだよ? 」


セロフィート

「( …………ほんとうにボクはどうしたのかな?

   マオの影響かな?

   〈 ゴデ()ッセ(にん)ルロド(ぎょう)ール(さま) 〉であるボクが、怪しい追撃者達のいのちを奪う選択をしないなんてね。

   ボクは壊れ始めたのかな?? )」


マオ

「 セロ……。

  どうしちゃったんだよ?

  セロフィートも具合が悪くなるのかよ? 」


セロフィート

「 ………………マオ。

  ふふふ(////)

  マオに心配されました♪ 」


マオ

「 あ゛? 」


セロフィート

たまにはマオに合わせてもいでしょう?

  それともどおり、〈 合成獣キメイラ 〉の餌にしちゃいます? 」


マオ

「 セロ!!

  『 しちゃいます? 』じゃ、ないからな!

  谷底に転移のままでいよ! 」


セロフィート

「 はいはい。

  マオ、キャンプ地へ戻りましょう 」


マオ

「 そだな。

  そろそろ、ゆうの支度をしないとだもんな 」


セロフィート

「 マオ、今夜はカレーにしてください 」


マオ

「 カレー?

  別にいけど、スパイスを使った本格的なカレーか?

  ルーを使ったお手軽なカレーか? 」


セロフィート

「 ルーを使ったカレーが食べたいです。

  色んなルーをブレンドしてください 」


マオ

「 色んなルーをブレンドって…。

  贅沢だなぁ~~。

  具の野菜ベジタブルはゴロゴロでいのか? 」


セロフィート

「 はい♪

  ミニ野菜ベジタブルとベビー野菜ベジタブルを使いましょう。

  切る手間を省けます 」


マオ

「 分かったよ。

  カレーか……。

  づるさん、吃驚するだろうな。

  味は絶品だけどさ、色が色だからな~~ 」


セロフィート

「 どんな反応をするか楽しみですね♪ 」


マオ

「 セロ……。

  面白がるなよ… 」


セロフィート

「 誰もが1度はとおる道でしょう? 」 


マオ

「 ま…まぁな……。

  ルーのブレンドカレーか。

  しんげんすいも使うし、不味くなる事はないと思うけど…… 」


セロフィート

野菜ベジタブルカレー,海鮮シーフードカレー,ミートカレーの3種類を作りましょう 」


マオ

「 この際だし、作り置きしとくか。

  コロッケ,グラタン,ピザ,ピラフにも出来るもんな!

  セロも手伝えよ。

  ルーを出したら終わりじゃないからな! 」


セロフィート

「 はいはい 」 


 ゆうのメニューも決まった事だし、セロとオレはキャンプ地へ戻る事にした。

 初めて食べてもらうづるさんにも気に入ってもらえるカレーを作らなきゃな!

 気合入れて、頑張るぞぉ~~~!!

◎ アニメ「 転生したら剣でした 」や「 異世界でカフェを開店しました ⑫ 」にもカレーが登場したので、今回はカレーを投入させてみました。

  楽しく作るシーンや和気藹々に食べるシーンはカットしましたが、きっと楽しい時間を過ごしたんだと思います。

  プロの作家を目指して作品を投稿している方達は、こういう大事なシーンを手抜きしたりカットしたりはしないでしょうが、私は特に目指していないのでカットしちゃいます。

  読者さん達の御想像にお任せしたいと思います。

  気が向いたら試しに書いてみるかも知れません。

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