死神の箱庭
いつからだろ・・・・?
死ぬ場所を探すようになったのは、
ずっと前からの気もするし、
最近だった気もする。
自殺企図、
自傷行為を繰り返して
身も心もボロボロだった。
だけど、死ぬ勇気なんてないから
毎日を惰性で生きていたんだ・・・・・
僕が幼い頃、
世界は、
希望に満ち溢れ、眩しかったけど、
そんな事ないと云うことが、
大人になって理解できるようになってから
オトナの世界に絶望してしまったボクは・・・
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歯車のない時計のように、
動かないココロは、
死ぬ目的も生きる目的も
見つけられずに屍のように生きていく。
そんな日々が
過ぎ去って身体から魂が抜けたとき
閻魔の前で減刑を乞うボクが
逝けるのは天国か
それとも地獄か・・・