意外な肩書
ツッコミ「はい、どうもー。以心伝心のたかしです。」
ボケ 『かずしです。』
ツッコミ「以心伝心です。よろしくお願いします。」
ボケ 『いつもお前からお題を振ってくれているよな。』
ツッコミ「まあ、そうだな。」
ボケ 『今回は俺からお題を振っても大丈夫か?』
ツッコミ「そりゃいいけど大丈夫か?」
ボケ 『任せておけよ。』
ツッコミ「不安だな。」
ボケ 『昔さ、よくあだ名で呼ばれていただろう。』
ツッコミ「まあ、そうだな。じゃあ、今回は昔呼ばれたあだ名と言うことだな。」
ボケ 『いや、それでは昔話になってしまうから。』
ツッコミ「どうするの?」
ボケ 『現在の呼ばれている肩書でどうかなと思って。』
ツッコミ「いや、俺たちこの以心伝心以外であだ名ってあったっけ?」
ボケ 『ないな…。』
ツッコミ「すまん。俺たちもうちょっと有名になろうな。」
ボケ 『おうよ。兄貴。じゃあ、呼ばれたい肩書にしようか。』
ツッコミ「呼ばれたい肩書か…。そんなに考えたことないな。それこそ、スポーツ選手はよく肩書ではないけど異名で呼ばれたりするよな。」
ボケ 『そうだな。それはお笑いの中では似合わないけど、剛腕とかは言われてみたいよな。』
ツッコミ「確かにそうだな。剛腕のサウスポーとか結構しっくりくるもんな。」
ボケ 『…いや、そうではないな。』
ツッコミ「ん?」
ボケ 『プロデューサーの方かな。』
ツッコミ「ああ、なるほどね。人気でそうだもんな。」
ボケ 『そうやってさ。アイドルに人気が出たいじゃない?』
ツッコミ「人気の出るベクトルが極端すぎないか?もう少しこう、みんなに人気が出るお笑い芸人なろうとか。」
ボケ 『いや、それは夢だけど限りなく遠いじゃない?今も上はあんまり変わっていないし。』
ツッコミ「政治家みたいなこというんじゃないよ。もう少し前を向いていこうぜ。」
ボケ 『無理ならば人生を謳歌するためにモテて…。』
ツッコミ「考え方が下種いのよ。確かにそれも一種の到達点ではあるけども。」
ボケ 『剛腕プロデューサーっていったらアイドルが馬鹿みたいによってくるじゃんか。』
ツッコミ「いろんな人をだいぶディスったぞ。大丈夫か、これ。」
ボケ 『そのアイドルの良いどころを取ってオーディションを行って人気者にするんだ。』
ツッコミ「…それって某アイドルグループだよね。」
ボケ 『それで最終的にその中の子と結婚するんだ。』
ツッコミ「もろに分かっているような図式になっているよ。人気にさせるのところまでは良かったけれども。」
ボケ 『ちなみにお客さんは一つも笑っていない。』
ツッコミ「そのことを認識しながらこの会話進めていたの?怖いわ。」




