ファッションモデル
僕の頭の中から彼女が行方をくらまして、いよいよ僕の頭はやけになりだした気がする。
何だかどうでもいいような気になってやしないだろうか。
いや、なろうと思えば誰だって。
そこら辺の踏ん切りが付かないのが優柔不断ってことなんだろうか。
いよいよ持ってこれは何の話なのだっけ?
もちろんそんなのは決まってる。
何の話でもないのだ。
まず、そこが始まりであってだね。
「………」
…いや、そうは言うけれど便宜的にそういうものがなければだね。
あーそうかい。分かった。
じゃあいいさ。君の好きな風に。
中途かもしれないし、ガリヴァー旅行記の一節かもしれないね。はたまた。
君、また頭の舵をとる実力がある人かい?
それでは皆さん御機嫌よう。