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3 必殺技を愛せしものVSゴブリンスリー!

さて、ここからは初のバトルシーンが始まりますね、ルナちゃんの強さに注目です♪

まさかだった…

 私はゴブリンと戦うことになるだろうと思っていたら急にゴブリンたちが土下座をしてきたのだ…

どゆこと?

「つ、ついに巡り会えた…。我らの声を聞き届けることができる人間よ…。」

ここには地面にひれ伏しているゴブリン達と、

(まさか、日本の必殺技のザ・ドゲザを使いこなすとは…やるな。)

と、どうでもいいことを思っているルナだけである。

「で、なんなのこれ?」

るなは何もわからないのでゴブリン達に聞いた。

すると大きいゴブリンが

「はっ、これは我が一族の占いのできるものによる占いで、小鬼の捕食者(ゴブリンイーター)が現れる、そしてそいつに太刀打ちできるのはこの近くの村の少女だということだったので村から少女をこちらに招き、話を伺おうとしたのだが言葉が通じなくて…困っていたところあなた様とは言葉が通じるのでこれは神の御加護かとおもいまして…

我々とお話させて頂けないでしょうか。」

 私はこのとても面白そうな話に乗るしかないとおもい、承諾した。

(ゴブリンって人間と仲いいのかな?私のイメージでは人間の町を襲い、女を連れ帰り楽しんだ後に殺すようなのだと思ってたわ…。てことは悪いことしたな…昔見た瞬間殺しちゃったゴブリン達……)



 そして私はゴブリンスリーに連れられて洞窟の中を歩いていると中で働いているゴブリンたちがこちらをいちいち敬礼するという事はでかいゴブリンは少し偉い立場なのかと思った。

「あの〜、ゴブリンって人を襲わないんですか?」

さりげなく私は1番気になっていたことを聞いてみたそしたら大きいゴブリンが

「ああ、我々はパレステナ大陸の西側のゴブリンだからな、人間とは共存しようという考えでな。しかし、南と東は人間を襲うし、北は人間達に奴隷として扱われているからあった時は気をつけるといい。」

と親切に答えてくれた。私はふーん。としか思わなかった。

「さ、着いたぞ、ここに我々のゴブリンマスターがいらっしゃる。さ、中へ。」

と大きいゴブリンに言われた私は中へと入ってった。


中に入るとそこにはキラキラとした壁に幻想的な風景がにそして、高級そうなシャンデリアがある訳でもなくただの洞穴だった。

(マスターも普通のヤツらと同じ部屋かよ。)

「それ、驚くでない。ワシらは平等主義じゃからな。全てのものは平等に扱うよう、心がけておる。じゃからワシの家もそこの若い者も同じ家じゃ。まずは、そこにかけてくれ。」

と木の椅子の方を指さしてくれたので私はそこへ行きその椅子に座った。


「まずは、この度こちらへ赴いてくれて感謝する。そして、こちらの話を聞いて、できれば協力していただきたい。ワシらの出来ることであればこちらも協力する。まずは話を聞いてくれぬか?」

とマスターは言ったので私はこくりと頷いた。

「話はそこの将軍に少しは聞いていると思うが、小鬼の捕食者(ゴブリンイーター)が現れたじゃ。ワシの自慢の息子の占いが当たったことに少し喜んだのじゃが、状況はあまり宜しくなくてのぉ。その後で息子に占わせたら近くの村にルナという少女が来るからその子に助けを求めたらよいと占いが出たらしくてな、じゃが、ワシらは人間の言葉が分からぬから村へ行き、少女と思わしき者を連れてこようとしたのじゃ。ワシのおじが人間は肉が好きだと言っておったから肉で釣ってみたら引っかかったのよそれがそこにいる子じゃ。」

と私の右方向を指さしてそこを見るとそこにはメフィアが寝ていた。幸せそうな顔をして。

(肉かぁ…肉につられてきて、肉が食べられたから幸せそうに寝てるのか…)

「で、そなたに伺う、そこにおる娘はルナって子なのか?」

と聞いてきて、このゴブリン達は悪い人じゃなさそうだし、と思って正直に言う事にした。

「違いますよ。そこにいる子はメフィアって名前の子でルナっていうのは私よ。」

……

………

暫しの沈黙。


「おお、そなたがルナ様か…。まさかこんな近くに…そしてワシらと喋れるとは思わなかった。ああ、なんという奇跡。神はワシらをみすてんかった…。」

マスターは天井を見つめ目を閉じ、祈りのポーズをしていた。

「ま、まあ、その小鬼の捕食者(ゴブリンイーター)はどこにいるんですか?」

私がそう言うとマスターはすぐにこちらへと向き直った。

「それが、ワシらにも分からんのじゃ…被害が出たのは南西部の森のゴブリンらじゃからな。でも確かにこちらへきておるのじゃ…じゃから早急に準備せねばと思って…しかしワシらはたかがゴブリン、対するは小鬼の捕食者(ゴブリンイーター)じゃ、到底ワシらには敵わんのじゃ。村のハンターたちもワシら相手ならともかく、この国でBランク指定の魔物を倒せるとは思えん…。それでワシらはルナ様に助けを乞うしか道はないと思ったのじゃ。どうじゃ、ワシらを助けてくれんか?」

こう言われたらそう答えるしかないと思っていた私は自身に満ち溢れた笑みで

「だが断る!」

「「「ええっ…」」」

ゴブリン達は驚いていた。占いの結果なら助けてもらえると思ってたマスターをはじめ、ほかのゴブリンたちも可愛い女の子が笑顔だったので安心してたら裏切られた感じでみな呆然としてた。

「まあ、助けるのはいいんだけどね、でもみんなで倒せなきゃまたそいつがきたら大変じゃない?いつでも私がいる訳でもないし、私は王都へ向かうつもりだから今ここにいるのはたまたまなのよ。次は多分私いないよ?そしたらここは全滅、早いか遅いかの違いでしかないのよ。」

私がそう告げるとゴブリン達は絶望の表情をしていた。このままだとみんながあまりにも可哀想なので私は

「まあ、自分達で守れるように私がみんなを鍛えねあげてもいいよ。ただし、もし今後近くの村の人達が襲われそうな時助けてやってくれないか?みんないい人だからゴブリン相手でも対等に話してくれるよ。

あ、でも言葉が通じないのか…じゃ頭のいいゴブリンに人間の言葉を教えるから、とりあえずはこれでどう?」

そう私が言ったらゴブリン達は目に涙を浮かべて

「ありがとう、ありがとう。ルナ様、いえ、我らが守護者。ゴッド・ルナ様!」

「ゴッドはやめて、ゴッドは、なんか恥ずかしいからっ!」

と言いみんなが笑い合いそして皆の目標が決まったのだ。

「打倒、小鬼の捕食者(ゴブリンイーター)!!」


「「「「おーーーー!!」」」」


「んにゃぁ…もおたべられないよぉ…むにゃむにゃ。」

なんとも締まらない感じであった。



 翌日

メフィアを探していた人にメフィアを渡し、散々お礼を言われて、どこにいたか聞かれたのでゴブリン達の巣穴でご飯を食べてたと言ったら笑っていた。

(ここら辺のゴブリンはいいヤツだってみんな知ってるのかな?)

そう想いながら歩いてゴブリン達の巣穴へ戻っていった。



「さて、お前ら、これから特訓を開始する。まずは、ゴブリン第一中隊、君たちには剣の特訓を、第二、第三は槍そして第四が弓の特訓だ。そして特殊部隊は武器作成を頑張ってもらう。この辺は木が多いから武器は沢山の作れるだろう。私はまず、武器の作り方を教える、それ以外の者は今日からとりあえず体力強化だ!走りまくれ!」

(まずは武器を作れるようにしなきゃだよね…他は適当に走ってもらえばいいや。でもゴブリンが武器を作れるだろうか?まあ、教えてみないと分からないよね。)


 結果

駄目だった…。

ゴブリンは手が不器用なのか、細かい作業が苦手らしかったなので私は特殊部隊には木々の伐採を命じて再び村へと赴くことにした。

誰が戦うと言った…ふははは…。戦わんよタイトルこんなだし、前書きがあれだから戦うと思わせて、戦わなーい!何人騙されたかな??


はい、ごめんなさい。調子乗りました。ごめんなさい。また次回もみてね?怒って閉じないでね?


では、また次回も宜しくお願いします♪


………後書きが面白い?やだなぁ照れ…いや、私はもう調子に乗らない…。どーせ誰も後書きなんて読みはしない。


マスター 「大丈夫じゃ、後書き目当てで来るものもいるかもしれんぞ?そして後書きしか見なくなり後に後書…」


ののか 「や、やめてぇ〜それ以上わ〜。怖い、怖いよぉゴブリン…お前なんて私の筋書きひとつでぷちっだぞぷちっ!」


マスター 「ふぉっ、やれるもんならやってみんしゃい、ワシ目当てのやつが居なくなりそしてお前さんの所へと…」


ののか 「ごめんなさい。調子に乗りました。まだ死にたくないです。マスターは死なせません!」


マスター 「わかれば良いわかれば…」



次回予告!

戦慄をかける1人の少女!

そして微笑みかける謎の男

誰だ?そいつがマイクなのか?そーなのか?

次回 呪われた村

乞うご期待!

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