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31:勇者を駆逐する勇者

 人間というものの本質は独善だ。

 しかしそれを聞いた者の多くは否定し、少なくとも自分は違うと言い始める。


 そしてだからこそ、世界というものは究極的に不公平となる。

 全員に平等な機会を与えることなど、絶対にありえない。


 カインは彼らを背にして立った。


 つい先程ヒロトに挑み、そして屍となった者達。

 大人しく彼の下にでも付いておけば良かっただろうに、しかし彼らはそれを良しとはしなかった。


 負けが見えている勝負を挑み、そして失う必要のない命を失った。

 その行動を賢いと思う者はまずいないだろう。


 彼らは敵だ。

 カインにとっても味方ではない。

 だから別に彼らと手を組もうとか仲良くしようとか、そういうことではないのだ。


 ただ――。


 カインは彼らを背にして立つことを選んだ。


「今度は前のようにはいかないぞ?」


 ヒロトが、勝ち誇った顔でカインを見た。 

 彼は以前の戦いで自分の四肢を切断した魔王の正体が、目の前にいるカインだと思いこんでいる。


 一度は敗退した英雄が、新たな力を得て復活する。

 頭の中に思い描いているのはそういう構図だ。


 ヒロトという人物の中では、これはもう勝利が決まった戦いである。

 人は自分自身の判断を、そう簡単には覆せない。


「見せてやろう! 真の勇者の力を!」


 左手に持たれた勇者殺しの剣の先端が、勢いよくカインに向けられた。


「いや、結構だ」


 ――カシュッ!


 冷淡なカインの返答。

 直後、ヒロトの剣は手首ごと軽快な音を立てて落ちた。


「――?!」

  

 一瞬遅れて脳に届いた痛み。

 反射的に血の噴き出した手首を抑えるヒロト。


 しかし痛みへの耐性というものは、本来そう簡単に手に入るものではない。

 相応の経験と、そしてそれを受け止めるだけの心構えが必要になる。


(なんで……? どうなってるんだ?)


 疑問符が武器を失った勇者の中を駆け巡った。

 彼にとって、この戦いはリベンジマッチ。

 つまり新たな力を得た勇者ヒロトが、その圧倒的な力を見せつけて勝利するはずの場面だ。


 それは結果としてそうなるのではなく、最初から前提として決まっている。

 敗北はもちろんのこと、苦戦することすらありえない。


 本来は元の世界で英雄になるはずだった運命。

 それを台無しにしてしまったと、ヒロトに頭を下げてきた神。


 彼のために、埋め合わせとして用意された世界がここのはずだ。

 つまり自分は神に勝利と栄光を約束された存在であり、この世界の全ては自分のために存在していて然るべき。


 ――だそうである。


 しかし世界というものは究極的に不公平だ。

 全員に平等な機会を与えることなどありえない。


 いや……。


 もしかしたら、平等な機会を与えた結果がこれなのかもしれない。

 元の世界では、褒めるところがどこにもないような、冴えない生活を自分から選び取っていた彼に、人並みの機会など与えたところで――。


「ヒロト!」 


 安心しきっていたアドレナの顔色が変わった。

 聖戦士の福音は彼女の魂に付与されているので、魂移しで自分の娘の体を乗っ取った今も、彼女の治癒師としての力は健在だ。


 この世界における治癒魔法の効力は低く、普通は戦場で負傷者を治療してそのまま戦線に復帰させることなど出来ないのだが、彼女に限ってはそれが可能である。


 すぐさまヒロトを治療しようと、慌てて駆け寄ろうとするアドレナ。

 カインはそれを見ると、即座に念力で勇者殺しの剣を吸い寄せた。


 勇者の力は聖剣無しでは使用できない。

 ということは、ヒロトが剣無しでも使える力を新たに手に入れていない限り、これでただの人間ということだ。


(なるほど、予想通りSランクか)


 左手で掴み取った勇者殺しの剣は、やはり聖剣の一種だったらしい。

 普通の聖剣の力に加え、本来はSのランクの特殊能力が使えない者にも力が使えるようにする機能が備わっていた。


 しかしその威力は本人の持つ勇者の力に依存するらしい。

 カインは先程の戦いでヒロトが力を隠していたわけではないことを確信した。


「ヒロト! 大丈夫?! ヒロト!」


「腕が……!」


 アドレナはカインの攻撃を警戒しつつ、夫の傷を確認した。

 その後方では既に国王軍とヒロト軍の衝突が始まっており、とても援軍という名の捨て駒は期待できない。


(手……! 手はどこ?!) 


 聖戦士の福音で強化された治癒魔法といえど、流石に肉体の欠損までは回復することが出来ない。

 故にヒロトの体を元通りにするには、切り落とされた手首が必要だ。


「探しものはこれか?」


 聖剣を持った右手で”何か”をまるで汚物のように摘んで差し出したカイン。

 

「……? それは?! まさかヒロトの!」


 アドレナがヒロトの様子を見ている間に、勇者殺しの剣と同様の方法で引き寄せた、彼の手首から先。

 カインが持っていたのはまさにそれだった。


「これが欲しいのか?」


 切り離された手の中指だけを掴んでブラブラと揺らしながら、わかりきったことを敢えて口にしてやる。

 もちろんこれは挑発だ。

 向こうはもちろんこの”手”が欲しいのだろうが、しかしまさか正直に欲しいとは答えないだろう。


「この野郎、よくも……」


 ヒロトが睨みつけた。

 

「そんな顔で睨むな。 ……仕方ないな、返してやろう」


 予想外の言葉に、ヒロトとアドレナの表情が明るくなった。

 本人達は表情を変えていないつもりのようだが、王宮で政治的な駆け引きに身を置いてきた人間から見れば、一目瞭然と言っていい変化だ。

 

「ほら」


 カインはヒロト達に向けてその手を投げつけた。

 宙を舞った手と、慌ててそれを受け取ろうとして数歩前に出たアドレナ。


 そして――。


 グキャ! ベチャ!

 

 アドレナの目前、そして持ち主の視界の先で、ヒロトの手が”完璧に”握り潰されて落ちた。

 肉も骨も一瞬で液状となり、固体と呼べそうなものがどこにも見当たらない。

 磨り潰されたわけでもないというのに、どうして骨が欠片も残らないのか。

 世の中には真の意味での完璧などそうそう存在しないというのに、ヒロトの手はその言葉を使って然るべき状態となっていた。 


「お、俺の、手……?」


 ヒロトが体の一部を失うのは、別にこれが初めてというわけではない。

 以前の魔王との戦いでも両腕両足を切り離されている。

 むしろ欠損の程度でいえば、あの時の方が遥かにひどい。


 が、しかし。


 しかしである。


 その時は、五体不満足となったことを殊更に強調されるようなことは無かった。

 ましてや完治の可能性が目前に迫り、安堵した直後に叩き潰されることなど。


 世界というものは究極的に不公平だ。

 誰もに平等な機会を与えることなどありえない。


 言葉では否定しつつ、しかし誰もがそれをわかっている。

 故に人々は、自分と隣人との僅かな差が気になって仕方がない。


 世の中には自分より遥かに裕福な者達がいるというのに、それよりも隣で同じ仕事をしている同僚が、自分よりも少しだけ良い賃金を貰っていることの方が重要な問題だ。


 だからこそ、ヒロトはあの時よりも遥かに大きな衝撃を受けた。

 諦めがつくほどの大きな傷を負った時よりも、治る可能性のある傷が治らなかった時の方が、心理的な被害は大きい。


 その点で言えば、魔王アベルよりも国王カインの方がよくわかっていたということになる。

 いや、あるいはカインの方が容赦無かったと言うべきか。


「よくも、俺の手を!」


 激昂してカインを睨みつけた勇者。

 しかしその手に聖剣がない以上、彼はただの人間でしかない。

 むしろ道具無しでも聖戦士の力を使えるアドレナの方がよほど脅威だ。


「どうした? 早く”勇者様”の傷を治さないのか?」


 もちろんわかっていて言っている。

 仕方なく、アドレナは欠損したままのヒロトの手首を治療しようと、彼のところに戻ろうとした。


「え?! ちょっと、なんですかこれは!」


 しかし傷ついた愛しの夫に辿り着く目前で、彼女の進路を見えない壁が阻んだ。

 バンバンと叩いてみても、少女の力ではびくともしない。


「あなたの仕業ですね……!」


「よくわかったな。……褒めてやろう」


「ふざけないで! ファイアボール!」


 アドレナは振り向きざまに火炎弾をカインに向けて放った。

 聖戦士の福音で強化された魔法が、この世界の常識でいえばありえない威力となって襲いかかる。


 ――ボシュ。


 が、それもまたカインの前面に展開された見えない壁によって、呆気なく止められてしまった。 


「そんな……」


 彼女にとっての最高火力が今の魔法だ。

 それが何の意味も無かったことで呆然とするアドレナ。


「何やってるんだアドレナ! いいから早く僕の傷を治せ!」


「わかってます! でも、そちらに行けないんです!」


 彼女が改めて見えない壁を叩いて見せたことで、ヒロトはようやく状況を理解した。

 まあ彼の知性がどれぐらいの水準にあるかを踏まえれば、これでも早かった方だろう。


「残念だったな、”噛ませ犬”のヒロト」


「……なんだと?」


 体の痛みというのは、過ぎ去ってしまえば大抵はそれまでだ。

 しかし復讐に燃える者の多くはそこをわかっていない。

 彼らはただ残虐に肉体を痛めつければそれでいいと思っている。 


 だが本当に必要なのは、相手が心の拠り所としているものを、そして人生の中で重要な位置を占めているものを無価値にしてやることだ。


「なんだ、お前はまだ気が付いていないのか? 自分がなぜこの世界に呼び出されたのか」


 カインが鼻で笑う。


「それは僕を英雄にするために……」


「お前の世界では、手首を落とされて跪く奴を英雄と呼ぶのか? 理解出来んな」


「違う!」


「そうか。なら恥も外聞もなく女に守ってもらう奴のことを、そう呼ぶわけだな?」


「この……」


 安すぎる挑発。

 しかしこれぐらい露骨でなければ、彼には理解できない。


「言っただろう? お前は噛ませ犬だとな。女神が俺に、普通よりも強力な勇者の力を与えるための口実に使われたんだよ、お前は」


「な、何を言ってるんだ! でまかせを言うな!」

 

「次元断裂斬」


 ガシュ!


 カインはヒロトが名付けた技名を口にしながら、彼のもう片方の手首も切り落とした。

 そしてもちろん――。


 グチュッ! ベチョ!


 ヒロトの右手は、左手同様に”固体”としての人生を終えた。


「え? あ……、あぁァァァァァァっ!?」


 今度はもう、痛む箇所を押さえることができない。

 押さえる手がもう残っていないのだから当然だ。


「どうだ? 自分が名付けた技でやられる気分は?」


「なんでッ?! なんでぇぇぇぇぇっっ?!」


「ヒロト! しっかりして!」


 自分は真の勇者。

 そして次元断裂斬は自分だけが使える特別な技。

 それをどうしてカインが使えるのか。


 ”自分が特別な存在ではない”という事実を認めることが出来なかったヒロトは、腑に落ちる回答を考えつかずに混乱した。

 手首の痛みがそれに拍車を掛け、貧弱な彼の理性が雪崩を打つかのように崩壊し始める。

 アドレナの声など、もう耳に入っていない。


「まだわからないか? それなら……」


 カインはヒロトの首根っこを掴むと、彼の視線を無理やりアドレナへと向けた。

 

「……え? ちょっと、なに、これ?」


 アドレナを押しつぶそうと、前後左右、そして上下から見えない壁が迫っていく。

 以前の戦いで魔王アベルが討伐軍を纏めて圧殺した、あれと同じ方法だ。


 彼女はその戦いの内容を知らなかったが、しかしこれから自分の身に起ころうとしている未来を理解して顔色を変えた。


「や、やだ、嘘、嘘でしょ?! 止めて! お願い! お願いだから! 助けて!」


 母親に乗っ取られた娘の体。

 それを見せしめのようにして殺すことに、全くの抵抗がないと言えば嘘になる。


 しかしだ。


 物事には優先順位というものがある。

 自分の子供すら平然と捨て駒に使う者達を処分する方が、よほど重要だ。


「嫌っ、いやぁぁぁぁぁぁぁ!」


 二枚の見えない壁がアドレナの頭部を挟み込み、そして尚も力を掛け続ける。

 そして――。


 ――カキョ。


 ベキョメキョ、ミシッ、メキメキッ、ボキボキボキッ、グチョバキョグキョ――!


 幼い体が押し潰され、先程のヒロトの手と同様の液状へと姿を変えていく。

 赤に染まった彼女のワンピースが、立方体となった空間の内部で踊る。


「うっ……。おえぇぇぇぇぇぇぇ!」


 念力で瞼を強制的に開かれ、その一部始終を目撃させられたヒロト。

 彼は喉の奥からこみ上げる胃液と共に、カインの手からも解放された。


 ヒロト自身もそれなりに殺しているはずだが、しかし”こういう方法”は未経験だったらしい。

 跳ね返った汚物が手首の断面にかかり、鋭い刺激を生み出す。


「よくも……、アドレナを……!」


 その目にうっすらと涙が浮かんでいるのは、目の前で妻を失ったからなのか、あるいは嘔吐による本能的なものなのか。

 手首から既に多量の血を流しているというのに、やけに元気なものである。


「心配するな。すぐに一つにしてやる。好きなんだろう? ”女と一つになる”のが」


「え? え?」


 知性というものは、苦難と困難に挑み続けて養われるものだ。

 ストレスから逃げるだけの人生を選んできたヒロトに、カインの言葉を理解することは出来なかった。


「お前の最後の役目は、正確な所在がわからなかった勇者殺しの剣を、俺のところまで持ってくることだった。無能なお前が多少なりとも勇者の力を使えたのは、単に本物かどうかを判断出来るようにするためさ」 


「そ、そんなわけが……」


「ならどうして聖剣も勇者殺しの剣も、俺の手元にある? お前が真の勇者なら、どちらもお前の手にあるはずだ。勇者の力だって、俺の方が遥かに強い」


「う、うるさい! 嘘だ! 全部デタラメに決まってる! お前は魔王だ!」


 見えない壁が、静かにヒロトに忍び寄る。

 たった今、アドレナの末路を見たばかりだというのに、しかし彼はそれでも自分の命の危機を現実として受け入れることが出来ず、それよりも自分が特別な存在であるというプライドを守る方に必死だった。


「魔王が勇者の力を使えない保証でもあるのか? 考えてみろ。そもそも、女神がお前を勇者に選ぶ理由がどこにある?」


 耳元でカインが囁く。

 未だに現実を直視できない男に、まるで保護者がその手を添えてやるかのように。


「お前は自分の力だけで、何かを成し遂げたことがあるのか? 何の取り柄もないお前に、英雄になる運命が本当にあったと思うか?」


 ヒロトにとって最も大事で繊細な部分に、カインは容赦無く言葉の刃を突き立てた。


「黙れ……。黙れ黙れ黙れ!」


 両腕を振ってカインを追い払おうとする異世界人。

 

「勇者は俺だ。……お前じゃなくてな。お前はただの捨て駒さ」


「違う! 違う違う違う!」

  

 人間は誰もが見たい現実ばかりを見ようとする。

 そんな中で、都合の悪い事実も含めて直視した者だけが、高みへと至る可能性を得る。


「なら証明して見せるといい」


「これは……?」


 いつの間にかヒロトの足下まで流れてきていた、”アドレナだったもの”。

 ドロリとした液状のそれが、彼の周囲に張り巡らされた見えない壁の位置を教えてくれていた。


 ロマンチストならば、きっとこんな風に言ってみせるのだろう。

 ほら、アドレナが死して尚も彼の力になろうとしている、と。


「お前が本当の勇者だというなら、それを突破できるはずだ」  


 ……そんなわけがない。

 

 勇者の力を使うためには、聖剣が必要だ。

 その二本を二本ともカインが持っている現状で、ヒロトに勇者の力が使えるわけがない。


 が、しかし彼はそれを真に受けた。


「そうだ。俺は勇者なんだ。こんなもの……!」


 ヒロトは両手を失った体で、見えない壁に体当たりし始めた。

 ぶつかった際の衝撃で、両手から更に血が噴き出す。


 彼がこれまで勇者の力をどう見ていたのかが、よくわかる。

 ただ自分が特別であることを証明してくれる、便利な力程度にしか考えていなかったのだろう。


「破れろ! 破れろ! ……なんで破れないんだよぉぉぉぉ!」


 きっと新たな力が目を覚まし、この状況を突破できる。

 そんな風に考えているのだろう。


 自分の力以外の何かを頼みとする。

 ヒロトが大成出来ないのは必然だった。


「嘘だ! 僕は勇者なんだ! 僕が英雄なんだ! 僕が……、僕が……」


 しかし現実は残酷だ。

 見えない壁が徐々に迫り、空間の体積が小さくなったことで”アドレナ”の水位が上がっていく。

 狭い空間の中で彼女がヒロトの全身を包み込み、そして――。


 ――ベギョ!


 生々しく、大きな音が一回だけ。

 液状になったアドレナを通すことによって、体全体に均一に圧力がかかり、ヒロトはその一回で終わった。

 

 ロマンチストならば、きっとこんな風に言ってみせるのだろう。

 ほら、これはきっと彼を苦しませたくないという、アドレナの愛だ、と。


 さらにゴリゴリと音を立てながら、混ざりあっていくヒロトとアドレナ。

 

(ひとまずはこれで……)


 一段落。

 そう判断したカインは大きな溜息をついた。


 見えない壁を解除し、地面へと流れ出した”それ”を見下ろす。

 殺した相手はヒロトとアドレナのつもりだが、しかし彼らの体はどちらも魂移しで乗っ取った別の人間のものだ。


 さらなる魂移しを防ぐのも兼ねていたとはいえ、果たして本当にこのやり方で良かったのか……。 

 そんなことを考え始めた時、カインは空が少し明るくなったことに気がついた。


(なんだ……?)


 思わず見上げて確認すると、太陽ではない光源が天頂にあった。


 嫌な予感がする。

 カインがそう感じた直後――。 


「人間達よ。争いを止めるのです」


(――!? この声は!?)


 女神アクシル。

 世界中に、彼女の声が響き渡った。


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