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魔法の理(仮)  作者: mello
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001 国の今後の方針

「ネイビスとか言う新参国、どうにかできないのか。」

「しかし、あの国はなにか不思議な力を使うと噂されておる。その力でケープとディオンスは滅ぼされたと聞く。迂闊に手は出せんだろう。」

「そうは言っても国としてはまだまだ歴史が浅い、国内のドタバタが落ちついてからではなおさら攻められんだろう。」

「我々の、騎士団『神の使い』にかかれば攻め込めない国などフィンゼルン以外に存在しない、ネイビス等という国など恐れるに足りん」


大国家 マヤラギの貴族の会議室内では、国の今後の方向性を話し合っていた。

その隣の控室では、傭兵団アルゴスの数名が顔を突き合わせていた

「しっかし、話が長いなー。とっとと決めて欲しいぜ。」

副団長のイガルヤが長手の棒を両手で遊びながら手持ち無沙汰の様子

「そうだな、だが、国の方向性を決める大事な会議だ。時間がかかって当然。」

同じく、副団長のミゲルがイガルヤをたしなめる


「さて、アルゴスよ。」

会議を傍聴していた団長 マクベスが控室の扉を開けながら団に号令をかけようとするも

「イガルヤはどうした。ここで待つよう言っていたはずだが」

ミゲルが呆れたように答える

「訓練に出ました。」

マクベスも同じく呆れながら

「まったく、あいつはやはり責任ある立場に置くべきではないな。

まあ、奴にはまた後で、言っておこう。

ところでアルゴスよ、マヤラギの会議の結果が出た。

マヤラギはしばらく進軍しない。各自、国の中で待機するように。」



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