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第2話 教祖の絶望
ラビリンス教祖のポンコツぶりは今に始まったことじゃないですw
四人の目の前では
それ以上のパニックが巻き起こっていた。
「……う、嘘だ、そんなはずはない!
我が祈りは
我が魔力は
聖女アリス様の代わりを
呼び寄せるためのものだったはずだぞ!」
豪華な法衣に身を包んだ老人
——ラビリンス教の教祖ラビリンスが
腰を抜かして床にへたり込んでいた。
彼の前には
淡く光る魔法陣。
本来ならそこに
聖なる光を纏った一人の乙女が
立っているはずだった。
「教祖様! いかがなさいましたか!」
「いかがもなにもあるか!
失敗だ、大失敗だ!
聖女様どころか
見たこともない身なりの者が四人も……!
一人でも魔力の消費が激しい召喚術で
なぜ四人も呼び寄せてしまったのだぁぁ!」
教祖の絶叫が広間に木霊する。
事の重大さに気づいた信者の一人が
顔を真っ青にして走り出した。
「へ、陛下に! 皇帝陛下に報告をーーッ!」
それを
唖然と見ている4人がいた。
そして、4人ともが思った。
(聖女召喚?教祖様?
異世界系漫画とかで読んだやつ?
てことは、ここは異世界?
……召喚失敗して一般人4人も呼ぶとか
こいつポンコツなの?)
お読み頂きありがとうございます
次回も楽しみに♥




