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シアター  作者: 外側
7/10

逃亡する世界線②

第7話です。少し、いや結構、いやとっても、間が空いてしまいました。

☆祝・Page view100突破☆

もう140くらいになっておいて、「え?遅すぎw」と言いたいところでしょう。

ごめんなさい。


逃亡をする二人のお話です。

1000文字を目安に書いております。

『敵に警戒しながら進め。』

筋機動スーツの予備を作っておいて良かったと、ヒイラギは安堵した。

息を吐き、素早く酸素を巡らせる。


腰、膝、かかと、つま先。

勢いよく息を吐き出す。


人間離れしたその跳躍で、強化カーボンを蹴ってみせる。


モミが続く。

銀の髪が風をさらう。

スモッグの乱反射が螺鈿色のまだらを映し、モミの体を包み込んだ。

黒く光るビル群の壁面を駆け抜ける。


前話より、2人は国防軍本部への逃亡を実行していた。

”エネルギー量の不一致”により、モミはワープポッドを使用できなかったのだ。

そのため、()()()国防軍本部へと向かうこととなった。


『スーツに異常はないか。』

ヒイラギが聞く。


『だいじょーぶ』


お互い、筋機動スーツをつけ、全力でビルを跳び、走っている。

肉声で意思疎通は難しいので、イヤフォンと小さなマイクで通信をしている。


『しっかしまぁ、お前ホントに人間か?』

息を少しだけ早める。


『あはは……どうだろ。』

本人も自信を無くしてきたらしい。

モミは、通常ですら筋機動スーツを着たヒイラギと同等の跳躍力を持っている。

……筋機動スーツを着た今では、もう5メートルは余裕で飛んでいる勢いだった。


ヒイラギがわざわざモミに筋機動スーツを着せた理由は、体力の温存を図るためだ。

もし、教団が道中にいきなり現れた場合、私は、近くのワープポッドにて、申請をすれば逃げられる。

しかし、モミの場合、ワープポッドは使えない。

そのため、自力で逃げ切る必要がある。疲れていては、待機していた兵士からは逃げられない。


『お前は重要な証人だ、絶対に、本部に連れていく。』

ヒイラギはモミの揺れる髪を目で追っていた。

楽しんでいただけたでしょうか。

投稿はゆっくりになるかもしれませんが、気長に見守っていただけると幸いです。

意見、感想、考察等ありましたらください。


追記:寝ぼけていたのか前半と後半の内容が繰り返しになっていたので、前半部分を削除いたしました。またミスがあったらご指摘ください。

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