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シアター  作者: 外側
4/11

潜る世界線③

☆祝・Page view50突破☆

と、思ったらすでに70を超えているという...

……早いですね。


4話目でございます。


1000文字を目安にがんばって書いて参ります。

「てへ☆」


周りの視線がとても痛い。

"よくもまぁ注目に俺を巻き込んでくれた”と、ヒイラギは任務失敗を予知した。


モミが立ち上がる。


突然、モミの周りに熱気が立ち込める。

信者が後ずさる。


赤い瞳――


気温の上昇に伴う上昇気流。

頭髪の白は赤みを帯びる。


モミがヒイラギに一歩踏み出す。手を握る。

「―――来るよ。」


次の瞬間、




叫び声だった。機械的な、空気の振動。

残酷なまでに尖っていた。

複数の信者が、それに()()()()()()


「ぐッ…がはッ……」

血を吐くヒイラギ。

喉が熱く、緋色に湿った。間一髪、即死ではなかった。

嗚咽して見上げたステージの上。

そこに立っていたのは、レンではなく、もう一人の女。


レンが後方より叫ぶ。

「信者の方々は避難を!私はガードを呼びます!」

レンが女に向き直り、上下するその肩を支える。

「大丈夫ですか!?無理なさらないで!お姉さま……いえ、ソーノス。」

落ち着きを取り戻し、レンは空中にディスプレイを開く。

『お呼びでしょうか。』

「裏切者が来ました。なるべく早く捕縛しなさい。」

『了解』


そう残して、モニターは消える。

情報は、瞬く間に伝播し、ついに出口を塞がれてしまった。


レンが指示する。

「ソーノス、可能であれば、もう一度。」

「ええ。」


モミの眼光が赤く燃える。

「来るよ!」


・・・


ソーノスは、ヒイラギが何かをするだろうと予測していた。

しかし、回避か攻撃か、わからない。

ならばそれをした段階で攻撃を放てばいい。


・・・


ヒイラギは賭けに出た。

一歩ずつ前に進む。

ソーノスがヒイラギにローブを宙に放った。


賭けは―――成功した。


ソーノスの”叫び”はローブを切り裂き、ソーノスはむせ返った。


ヒイラギはモミの手を引き、背中を合わせ、

()()()。」

告げる。


―――眼光が敵を脅かす。




「―――今!」




2人は地面より3メートル超、その高さより、


互いの足を、蹴った。


・・・


ヒイラギの銃口が、宙に向かう。

素早く5つほどの弾丸が、ありえない急カーブを描いて、降り注ぐ。

動揺し、あっけにとられるガードマン。


その隙を許さない、一人の少女がいた。


・・・


モミは、素早く()()()()に着地し、

アーマーの金属音を響かせ、走った。

ライフルを奪い、打ち抜き、叩き、しまいには投擲した。


そんな暴君に、瞳の赤が啓示を受ける。


・・・


2人は再び背中合わせに、

最期の一息で、残弾をありったけ浴びせる。


残弾が底を尽きると、前方に駆け抜ける。


「ッ!―――」

ソーノスが動く。



イチかバチか、ガードマンの死体をステージに向かって蹴り飛ばす。


死体はステージ上のソーノスへ―――



そこで、()()()()()()()()


・・・


その隙を見て、2人は教会を脱出した。

楽しんでいただけたでしょうか?


人物紹介

・ヒイラギ

 苦労人LEVEL.MAX


・モミ

 あれ?時々目が赤くなるのは??


・レン

 南教会幹部、シスコン


・ソーノス

 南教会幹部補佐。

 音波を自由に口から出す能力を持ち、波の形すら把握する"超絶対音感"を持つ。


次回:逃亡する世界線 編

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