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シアター  作者: 外側
10/11

寮生活する世界線①

第10話でございます。

☆祝・Page view200突破☆

突破がとてつもなく早いなぁと思います。50刻みだからですかね。

不定期の更新ですが、突破したら早めに次を投稿したいなと考えております。


援軍の到着でひと段落する人たちの話です。

ちょっとオーバーしてだいたい1400字です。ごゆるりと。

国防軍が到着し、襲撃の後始末を始めた頃、

ガードレールに座って、ぼーっと眺めていたヒイラギに、1人の男が声をかける。


「なぁ、ヒイラギ」


「――んぁ?ルドか。」

馴染みのある声にヒイラギの顔が動く。

「あれさ、証人?―――めっっっっちゃ美少女だな!?!?」

「声でけぇよアホ。」


ルド、と呼ばれた男の本名はルドベキア、ヒイラギの同期である。

ヒイラギと同期のくせしてあまり出世はせず、ずっと能力兵の身分でいる。



「で、どうだった?」

「……何が。」

どうやらヒイラギは分からないらしいとため息を吐くルド。

どえらい美少女(あんなの)と二人っきり!同じアパートの一室で!なんかあるだろ……?」


ああ、そういうこと。と頷く。

「お前が想像してるようなことは何もねぇよ。」

「―――やっぱエロい?」

「話聞いてた?」

ルドはなんだか嬉しそうに笑った。


・・・


「……待って!」

モミは真っ白な夢の中で人影を追いかけた。

[……あ゛?]

あいまいにぼやけて表情もわからないそれは、決してモミにとって恐ろしい存在ではなかった。


「―――ありがと!貴女が私を助けてくれたんでしょ?」

[……おう。だが、私をもう頼るんじゃない。さもなきゃ、私の努力が水の泡だ。]

貴女は誰?と言おうとした、が、止められた。


()()のことは自分で確かめなよ。]


瞳が輝く理由も、

髪の毛の色の正体も、

その力も、

[全部知って、要らなくなったら、そしたら、捨てればいいさ。]


モミが夢から覚めるまで、そう時間はかからなかった。


・・・


モミがばったり倒れて、しばらく目を覚まさない。

ヒイラギは、”モミには慎重な対応が必要だ”と救護班に押し切られ、テントを締め出されてしまった。

暇なので、スナイパーが括り付けられている所に行こうとルドを呼ぶ。

「……君。能力は?」


「アタシちょっとトイレいきた~い……縄、ほどいて?」

完璧な上目遣いに、取り調べを行っていた女兵士の血が沸騰しそうになる。

「さっき行っただろぉっ!!」

怒号が響く中、見かねたヒイラギが声をかけ、取り調べを変わってもらう。

「あっ!ターゲット君!」

「―――電磁波系じゃない?こいつのRoom。」

スナイパーは、え゛?と、なんとも間抜けな声を出した。

ルドは1人で、なんだか関心していた。


Room、国民の半数以上がその保持者にあたる能力。

その概要は、”物をすり抜け、重力を受けない、ただただ黒い物体”である。

Roomの形は可変であり、所持者のイメージによって様々な形に変形する。

そして、Roomからは、エネルギーや、力が検出される。

例えば、電磁力。


「おおかたお前は磁力なりなんなりを使って弾道を曲げていたんだろう。」

「んぉぉ!あたり~!ばれちったか。」

ヒイラギは足を見て言う。

「あと電気を流しすぎだ……故障するぞ。」


名前だけは聞いて、あとスキャンしといて。とだけ女兵士に伝えて、ヒイラギは出ていった。


・・・


モミは夢から覚めたようで、テントを飛び出し、ヒイラギを探し、あちこち走り回った。

ようやくのことで見つけたので、すでに自分が()()()()()()()()()ことは忘れていた。



結果として、ヒイラギはモミのタックルを食らったが、

うまく受け身をとったため、一命はとりとめた。

「……な、に……。」

ぼろぼろの声で言うヒイラギに、追い打ちをかけるように、

「あのねっ!!!」

「…うるせぇ。」



「―――私のこの力を、私と解明して!!!!!!」

お楽しみいただけたでしょうか?


新しい要素が出てきてたぶん混乱しているでしょう。

と思ったので、設定をまとめます。


人物

・モミ

 銀髪、金の瞳を持つ少女。美少女らしい。

 見かけによらず怪力で、わんぱく。

 自分の力が何なのか理解できずにいる。


・ヒイラギ

 言わずと知れた苦労人。

 今回はタックルされてましたね、かわいそうに。

 非Room保持者。


・ルド(ルドベキア)

 ヒイラギの同期、永遠に昇進しない。

 ヒイラギの別行動が多くなってちょっと寂しくなってる。

 今回は寮に戻ってくるって聞いてウキウキで来た。

 Room保持者。


・スナイパーちゃん

 少し態度の大きいうえにちょっと子供っぽい奴。

 情報は絶対に吐かない。でも言われたら反応しちゃうタイプ。

 電磁力のRoom持ち。


・???

 モミと入れ替わって戦闘してた奴。

 モミは声を”知ってる”らしい。


用語

・Room

 神が与えた能力の一種であり、人類の半数以上が保持している。

 個人で違う”エネルギー”を生み出す真っ黒な物体のこと。

 形状は可変、実体はなく、イメージと形が直接結びつく。

 (エネルギーの例:引力、電磁力、熱、など……)

 ※前回と同じ文章です。


・スキャン

 身体スキャン、防具スキャンをすること。

 構成してる粒子までを隅々まで見ることで、情報を得たりする。

 まだこの分野は発展途上で、詳しくは分からない。

 しかし、脳にチップ入ってたりするので、検出に使ったりする。

 ワープポッドと同じく、モミにやるとエラーを吐く。


誤字脱字、感想、意見、考察、ありましたら是非下さい。とても欲しいです。

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