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運命は別に命を運んじゃくれない

作者: なおちか

今回も読んで頂きありがとうございます!


運命って言葉にもたれかかってる。


努力したつもりを否定されても運命って言葉が納得させる。


恋がうまくいかないと言って、人間関係に恵まれないと言って。


自分の道を選ぶ事すら無責任に楽しようとして、うまくいけば自分のおかげ。


歩んできた足跡には意志は反映されている。


黒く汚れた足の裏には確かに感触が残っている。


誰かが言った言葉や、盲目的に信じた過去を思い返せばわかる。


全部が自分のせいだって事。


上手くいっても、上手くいかなくても全部自分のせいだって事。


手を伸ばせば届いたかもしれないのに羞恥心や恐怖にすくんで見過ごした。


他人の惑いには強気にアドバイスなんてして、自分には弱気に運命の盾をかざす。


踏み出す1歩を後ろから眺めて拍手なんてして、称賛や慰めの言葉を吐き出す。


運命には逆らえないって甘えた希望を間違いだって知りながら、今日も溜め息を充満させる。


窓を開けても風は入ってこない。

読んで頂きありがとうございました!

連載中の作品もありますので、良かったらそちらも読んで頂けると嬉しいです。

また、違う色の作品になっています。

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― 新着の感想 ―
[良い点] まさに自分のような気がしてきました。リアル感があってよかったです。全ての事柄は自分の実力に比例する考え方が似ているように思えました。 [気になる点] それでもあがく、みたいな終わり方の方が…
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