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4.入学と決闘。

訂正しました。色々と流れが悪かったので大きく変更しました。申し訳ないです。


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 あの試験から3日が経過した。俺は今日合格発表を見るために、朝から学園門前で待っていた。目立たたないように最下位を狙って実力を隠した試験。テティは怒っていたが、俺は何も思わなかった。開門したと同時に俺は加速を使って掲示板の順位を見に行った。俺の技術では最下位がいいところだと思っていたが、なんと2位だった。


 俺は掲示板を見て自分の順位が間違えだと思った。学園長のところに抗議をすることにして向かおうとしたら後ろから声をかけられた。


「やはり貴方も上位に入るのね。師匠・・学園長は貴方の魔法を見ていたのね」

「それにしても、この順位はダメじゃないか?俺は火球しか使えないのに、上位に入ったらほかの貴族たちが黙っていないだろ・・・」

「それは貴方の責任よ。私の隠蔽魔法で烈火を隠して発動したのに、見破ったのは貴方のせいじゃないの?それに筆記試験で禁忌とされているシャットダウンを書き上げたじゃない。それも今回の結果に入っているんじゃないの?」


 俺は後悔した。古代魔方陣くらい誰でも書けると思っていた。しかも俺の魔法が禁忌になっているなんてありえないと思っていた。二人での会話を終えた後に後ろからいきなり声をかけられた。


「おいてめぇ、どこの貴族だ。火玉しか使えない無能が2位なんてありえないだろ」

「初対面の相手を怒鳴りつけるとはいい度胸だなお前も」

「うるせえな。俺様はリグ・ハウシュヴァンディ家直系の貴族様だ」


 相手は相当お怒りだが、貴族相手には尊重する挨拶を返すのが一番手っ取り早いだろう。


「これは、私のような下民が恐れ多くも第二貴族直系のリグ様に大変申し訳ございません。私はマルクと申します。」

「てめぇは自分で下民と認めたなら今すぐこの学園から去りやがれ。てめぇを生んだ親もろくな奴じゃねえな。」

 リグはいきなり、俺を育ててくれた両親を否定した。その瞬間に俺の怒りは爆発してしまった。手を出す前にリナが現れた。


「お前たち何をしている。入学前に問題を起こしたいのか?」

「学園長俺は悪いけど、こいつを殺す。親を馬鹿にされたことは許せない」


 学園長に怒りをぶつけた俺は決闘をすることになった。


「下民が俺を殺せるならやってみろ。上級魔法を見せてやる」


「お前ら警告だが、死んでも責任は問わない。罪にもならない。それがここのルールだ。同意したら試合を開始する」

 俺とリグは同意して決闘は開始された。

「火球しか使えない下民が早く死ね。ウィングカッター」

「すごいな。その魔法上級魔法の中でも最弱じゃないか。火球に勝てるのか?」

「火球しか使えない下民が文句を言ってくるとはいい度胸じゃねえか。そういえばマルクとか聞いたことあると思ったが、お前まさかシュバリエ家の坊主か?」

「そうだよ?今更気づいて驚いたか?」

「あんな無能が第一貴族なんて笑えるんだよ。早く解体してほしいくらいだ。」

 

 リグの挑発で俺はさらなる怒りを覚えた。そして禁忌という魔法を使ってしまった。

「お前みたいな葛は父さんの努力も知らないだろうから、ちょうどいい消し去ってやる。禁忌と呼ばれる魔法を見せてやるよ。」

「シャットダウン」


 俺が一方的に使ってリグは暗黒空間に飛ばされてしまった。怒りを抑えられなくなったが、俺はどうにか我に戻ることができた。


「勝者マルク」


 リナの一言で決闘は終わったのであった。







リグ死亡。ほかの作品って大体決闘で殺さないけど、この主人公は殺します。敵と判断した場合存在事消し去ります。

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