表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/20

1

 「マルク起きなさい。朝ですよ。」

 俺は母親の声で目覚めた。


 「マルク昨日の練習も無事乗り越えてご苦労だったな。」

 俺をほめてきたのは、父親のセンマ・シュバリエだった。父親も転生者かもしれない名前だな。父親は日本刀という見たこともない武器を使う人だった。


 「センマさんまたマルクをほめてしまったては、調子に乗って訓練をしてしまいます。」

 父を注意した人物は、レレイ・シュバリエ母親だ。


 ちなみに転生してもう5年がたつ俺は15歳になっていた。そしてこの世界には様々なことがあることを覚えた。例えば魔法だが、俺がいた100年前には色分けがされていなかったが今はされていた。炎(赤)

水(青)緑(風)土(茶)オリジナルだった。そして剣術というのも増えていた。大剣、双剣、刀、オリジナル、そして父の持つ日本刀だった。

 

 世間では15歳になったらヴォルデ学園に入学をさせるのが一般らしい。俺も来月にその試験を受けに行く。そして普通科、高等科に分けられる。それにしてもヴォルデヴォルデヴォルデと名前を聞きすぎてとてもいやになってくる。早く弟子たちにも会いたいという気持ちも強かった。


 「ただいまー母さん、来月から学園に行く予定なんだけど、ヴォルデ学園ってどういうところなの?」

 訓練から帰ってきたときに、聞いた一言目がそのことで母さんは少しあきれていた。


 「ヴォルデ学園は100年前の大戦で活躍された英雄様3人が直接指導してくれる場所ですよ。」

 「リナ様、ルークス様、リーライ様3英雄様が常に生徒を指導してくるいいところなのですよ。」

 母さんは何故か同じことを2回言ったがそれだけ重要なことなのか。それより不老不死のあいつらがまだ生きてるとかはいいことだけど、俺から接触するのはやめておこう。

 

 「そうなんだ。その3人のほかに英雄はいなかったの?。」

 母さんに俺のことはどう思われてるのか知りたくて質問したらすごい回答が来た。

 「その3人を育てたのが、ワークスヴォルデ様伝説の賢者で英雄の一人よ。都市の中心に大きな銅像があるのよ。」


どうやら俺は自分が思っていたよりもすごい扱いを受けていたらしい。


そんなことを知って俺は自己満足に浸りながら残りの一か月を訓練で過ごした。

 

今日5話更新する予定。3英雄のほかにワークスが銅像まで建てられているとは、さすが弟子3人ですね。この勢いで魔王になっちゃうかも・・・・


見ていて面白いと思ったらブックマーク登録と感想、評価をお願いしますモチベーション向上につながります


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
cont_access.php?citi_cont_id=660281344&s
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ