ノータリン強者に物申す。
強者は弱者のことを全く考えていません。
例えば、つい最近発売された『真・女神転生4』の字幕のルビ。
要らなくね? とか主張している人は、独りよがりがひどすぎる。
まぁ、声優さんの言葉が全部聞こえる人には、
字幕のありがたさなんて、これっぽちも理解できませんから当然かな。
聞こえない人には字幕が必要で、字幕の漢字が読めなかったら悲しいのよ。
でも、ルビがあれば、意味が分からなかったら辞書を引いて、
なるほど! と理解できるじゃないですか。
そうやって文章を読み、シナリオを追い進めている人もいるんですよ。
何だか体験談みたいに書いていますが、はい、それわたくしのことです。
正確には『聞こえない』ではなく『聞こえにくい』人ですが。
難易度設定ではダメダメな日本のゲームで唯一有難いのが、字幕です。
おかげさまで何とかゲームの雰囲気掴みについていけてます。
字幕がなかったら、プレステが出てきた時点でドロップアウトは確定でした。
今後とも、この唯一の優しさが残っていてほしいですね。
何故か?
わたくしは、ゲームは良くやりますが、アニメをほとんど知りません。
というか、見ません。
言いたいことは、お分かりですよね。
まぁ、それでもゲームを通じて面白いと思ったモノがアニメになったら、買いました。
例をあげると、『ペルソナ4』ですが。
音量を上げて、ヘッドホン装着して根性でセリフの一つ一つを耳に入れて、
雰囲気を楽しむぐらいはできますからね。
個人的に驚いたのが、マクロス。
特に『愛・おぼえていますか』と『マクロスF』のランカ・リー役の声の方。
癒し系? 歌い方がゆっくりだからか?
とにかく、歌詞があまり引っかかりなく耳に入りまして、非常にお気に入りです。
話が脱線しましたね。
わたくしは、障害者観点でモノを言いましたが、ひょっとしたら、
小中高生で『真・女神転生4』に興味を持ってプレイしている人もいるかもですよ。
その時、ルビがあるのとないのとでは、
ゲームに対する親しみやすさに差が出るのでは?
はたまた、この上から目線の強者の頭が弾けて、
翌日から弱者の仲間入りをしたとしましょう。
ゲームがしたい。けど、言葉の理解力が落ちた。
漢字がわからなくなった。ルビがあって助かった。
そんなことはないでしょうか?
ルビ不要論を掲げて、嘲るのは勝手ですが、
あなた方強者がいつまでも強者でいるとは限らないことをゆめゆめお忘れなきよう。




