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ドラクエなんぞクソ喰らえである。今年は日本語翻訳された海外ゲームがアツい!

 ドラクエの新作が出るのだが、興味がこれっぽちもなかったりする。

 まず、主人公がイケメンである。

 もう、この時点でやる気がない。

 ぐうたらは『GTA:サンアンドレアス』にて、巨漢デブを作成できたあの頃の感動をいまだに引きずっている。

 サンアンドレアスにおける巨漢デブは、スタミナも筋力も戦力外で、彼女を作れるシステムがあったが、はっきり言って誰も引っ掛からず、やけにリアルだったと記憶している。

 銃の腕前とドライビングテクニックが卓越していないとクリアすら難しかった記憶もある。

 それでも、途中まではプレイした。

 飛行機の操作がよくわからず脱落した。

 それ以外は、度重なるリトライの末に、一つ一つミッションをこなしていったものだ。

 それだけ、巨漢デブでクリアすることの喜びは強かったのだ。


 最近の日本のゲームは、数年前に愚痴った時よりもイケメン&美少女の割合が増えた。

 否。

 イケメンと美少女しか出てこない。

 今度のドラクエ新作も個人的にこのキャラを操作したい、というのが白い髭を蓄えた爺さんしかなく、悲しいかな、なんか訳ありのじいさんっぽいのでゲーム中盤ぐらいで出てきたら御の字だろう。

 あの登場人物をサッと見て、操作するキャラクターを選択するなら、オカマとじいさんぐらいである。

 あとはいらん。マジで要らん。

 ドラクエ8の主人公はイケメンというよりは純朴な青年だったので、まだ使い出があった。

 だが、新作の主人公はもろイケメンである。

 絶対に使いたくない。操作する気がない。エディット機能を求める。

 トルネコ体型にブライのような顔つきと髪型にして、イベントでもその顔が反映されるなら、プレイしてもいい。


 反面、日本語翻訳された海外ゲームではプレイしたいのが2作あった。


 ひとつ目は『シャドウ・オブ・ウォー』

 ワーナーのゲーム部門が出す新作で、髭もじゃのガチムチな戦士が主人公。

 よく見れば整った顔つきではあるが、イケメン少年じゃなくてナイスミドルな感じの年齢ではないかと推測する。要は、おっさんだと思うので、プレイしてみたい。

 このゲーム、タイトルだけでは分かりづらいが、中身は指輪物語である。

 あの『ロード・オブ・ザ・リング』三部作を視聴していないと話がさっぱりわからない、という欠点はあるが、基本、家族を冥王に殺された恨みを持つ主人公を操作して、冥王の軍団と戦争をするのが主な内容である。

 その際、冥王の強力無比な精鋭軍団に一人で対抗するのは難しいということで仲間を募るわけだが、主人公は実は前作の『シャドウ・オブ・モルドール』にて既に死んでいるという都合上、普通の仲間を募れないため、敵側のオークを寝返らせて、冥王の軍団とガチンコさせる、という流れになる。

 というわけで、このゲーム、あのキモいオークさんをいっぱい仲間にして、一から育て上げて、強力な軍団に仕立てるのがメインになる。

 言わば、オークが主人公にとってのメインヒロインになる。

 イケメンを操作して、イケメンになびくビッチどもを連れ回すどこかの新作と比べると、海外ゲームのヒロインの定義の幅広さには驚かされる。

 ぐうたら的には、もうこれは買うしかない。何せ、マゾーカ卿以来のオーク嫁である。

 海外ゲームでは割りとよくあるオープンワールドでいつでも好きなときにメインシナリオを進めることが出来るというシステムだろうと思うので、やり込み要素もバッチリだろう。

 発売日は10月12日だっただろうか。ウッキウキである。


 ふたつ目は『アーク:サバイバルエボルブド』である。

 主人公は未知の技術を持つ何者かに拉致られる。

 目覚めた場所は、大昔に滅亡した恐竜が闊歩する無人島だった。

 というわけで、無人島でひたすらサバイバルをするゲームである。

 オープンワールドではあるが、このゲーム、メインシナリオといった物語要素がない。

 あえて目標をたてるなら、当面はひたすら日々の生活を向上すること。

 ただし、家を見つけると親の仇とばかりに家を壊そうとする肉食恐竜から家を守りつつも、家自体を強化することも視野にいれましょう。

 恐竜に対しては武器を手にするもよし、餌で手なづけて代わりにガードさせるもよし、オンラインで他のプレイヤーと繋がって協力するもよし。その辺はプレイヤーにお任せします。

 ーーという、放任主義である。

 確か2年ほど前にパソコンで発売されていて、YouTubeやニコニコ動画でいくつか配信されているので、知っている人もいるかもであるが、プレステ4で日本語翻訳された状態でプレイできることは、非常に大きいのではないかと思う。

 ぐうたらのようにパソコンが高くて買えない貧乏人には、特に。

 だって、ほら、あの憧れの恐竜の背中に乗れるだなんて、少年の頃に何度夢見たか。

 それをゲームのなかで再現できるのだから、たぎらないはずがない。

 ステゴザウルスとかティラノザウルスとかアンキロサウルスとかプラキオザウルスとかさ。

 まぁ、唯一の懸念は餌付けの際の付きっきり時間かなぁ。

 パソコン版は餌付けの時間を短縮できるMODモッドがあったからまだ良いけれど、プレステ4はどうなのだろうか。

 デフォルトだと確か体格の大きさ&戦闘力の高さに比例して餌付けの時間も膨大になるシステムなのだ。

 詳しい時間はwikiにあったので、うろ覚えでしかないが、ティラノザウルスなんかは12時間ほどディスプレイ画面から離れることが出来ない仕様だったはず。

 その辺をシングルプレイ用に調整できるシステムがあれば良いのだが、公式ホームページにはデモムービーしか流れていなかったので、不安は大きい。

 買うけど。これ絶対。

 最悪、ティムは諦めて肉食恐竜はひたすら倒すだけになるかも。

 それでも買うのは、冒頭のサンアンドレアスみたく、主人公の見た目を変更できるからだ。

 久しぶりの巨漢デブでプレイするのだ。だから、絶対買うのだ。

 で、こちらの発売日は、8月24日である。

 あと一月ほどで、待ちに待ったサバイバルを堪能できる。そして、日本語翻訳付き。

 しかも、日本語翻訳の有能さでは折り紙付きのスパイク・チュンソフトである。

 これは胸が高鳴る。


 あー!

 かつて、これほどにまで日本語翻訳された海外ゲームに胸焦がれる日が来ようとは。

 どこぞのイケメン新作なんぞ、ホントどうでもいいわー。

 国内でイケメン新作が数百万本売れようと、日本のゲーム雑誌が満点評価をつけようと、ぐうたらは絶対にこのイケメン新作なんてやらねーよ。

 さっき紹介した日本語翻訳された海外ゲームの方が、楽しみだわー。(*´ω`*)

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