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わたくしの作業用BGM(4)

 洋ゲーをやってるという割には、曲の紹介が皆無だね、との指摘がありました。

 理由は簡単で、紹介しづらい最大の障壁は、何といっても英字。タイトルから、ゲームに用いられている音楽がわかるはずもなく、いちいちサンプルを聞いてからのダウンロードです。

 近年、iTunesが気を利かしてくれたのか、カタカナ表記の検索で洋ゲーのサントラがヒットしてくれるので、ようやく紹介と相成ります。とはいっても、どこかで聞いたことのある曲ばかりで見どころは少ないかもしれません。



61.Nerevar Rising/The Elder Scrolls III: Morrowind (Original Game Soundtrack)


 通称”TES”こと”エルダースクロール”シリーズその3「モロロウィンド」の曲です。

 Wikipedia先生によると、パソコンで発売された名作なのだそうですが、当時、自分は洋ゲー自体を知らない、純粋な国産ゲームプレイヤーでしたので、この曲がどの辺で用いられた曲か存じ上げません。

 次回作「オブリビオン」のサントラダウンロードのついでではじめて、この作品を知り、曲を好きになった……その程度です。

 まぁ、それはともかく、この曲にはどことなく懐かしく、それでいて物悲しさがじわじわと沁みていく不思議な力があります。つまり、何度も何度も聴き返してしまう魅力がある、ということです。



62.Reign of the Septims/The Elder Scrolls IV: Oblivion (Original Game Soundtrack)


 前述しましたが、「モロロウィンド」の次回作「オブリビオン」のタイトル画面出現の時に流れる曲です。前作と違い、イメージは、きりっと引き締まった表情の騎士たちが行進をする時に流れるような勇ましさが伝わり、非常に元気です。とはいえ、終盤、その行進が過ぎ去ったあとの寂寞せきばく感とでもいうのでしょうか、若干トーンの落ちた曲調に移行する際に、栄枯盛衰というか諸行無常のような胸につかえる気持ちを植え付けてきます。この辺のわびさびのようなものが不思議と記憶に残るのですね。



63.Harvest Dawn/The Elder Scrolls IV: Oblivion (Original Game Soundtrack)


 フィールドを散策していると耳にする曲です。一陣の風がふわりと駆け抜けるかのように爽やかでいて、ドラマチックで少し寂しそうな……風のうねりを表現しているかのような、そんな曲ですね。

 どちらかというと、ゲーム内では夜明け前に聴きたい曲です。



64.Dragonbor/The Elder Scrolls V: Skyrim (Original Game Soundtrack)


 TESシリーズ第5弾「ドラゴンボーン」のタイトル画面時に流れる曲です。

 約5分も、荒ぶる男ども(イメージとしてはバイキング)が、魂を奮い立たせるかのように高らかに歌い上げます。前作「オブリビオン」と比べると荒々しさを感じます。ゲーム内で似た曲調の、対ドラゴン戦にも用いられていますので、このぐらい雄々しくないと雰囲気とマッチしないのでしょう。

 ゲーム内限定ですが、ドラゴンとの戦いが長期化したとき、ときどき雄叫びを上げ、イントロに乗るような形で戦槌ウォーモールを振り回しています。そのぐらい、アドレナリンが噴き出る曲です。

 蛇足ですが、個人的にはバスターソードのような大剣よりも、戦槌のような権太武器にときめきます。ふり抜きの速度がとろいのは仕方ありませんが、当たった時の破壊力はドキドキしますね。もっと踏み込んでいえば、人体破壊です。そうです。こんな武器で殴られて、まともな形で人や魔物は死にません。

 国産ゲームもといドラクエでは決して味わえない、海外ゲームならではの醍醐味です。国産ゲーム、色とりどりの星が血しぶきのように飛び散った表現の後、煙幕が展開され、死体が速攻で消えますからね。

 あ、つい最近、事件にもなりましたけれど、どうせ殴るなら、ゲーム内の武器で敵勢力をぶん殴りなさい。斧を存分に振るって許されるのは、現実世界では薪だけですよ。



65.Far Horizons/The Elder Scrolls V: Skyrim (Original Game Soundtrack)


 前述した「63」が夜明け前のフィールドで聴くのが個人的に好みなら、こちらは夜明け前の山のてっぺんで聴きたい曲ですね。

 「スカイリム」のフィールドを散策していると流れる曲の一つですが、ぐうたらの場合、何故か山に登っている最中にこれが流れることが多いです。で、てっぺんに登り切り、夜明けの太陽を待つ。

 「スカイリム」は「オブリビオン」よりも景色がきれいになったので、太陽が顔をのぞかせるまでの徐々に闇が晴れていく様子に息をのみます。そして、太陽が姿を現し、光に包まれ……ゲーム内滞在何百日めかの朝に迎えられるのです。

 実は「スカイリム」、アトラス社ゲーム以外ではいまだにプレイしていたりします。



66.すばらしき新世界/ナムコ×カプコン


 スーパーロボット大戦の「ス」の字も知らないで、単に「ドルアーガの塔」のカイや「魔界村」のアーサーとの共闘ができる云々、当時のプロモーションビデオに素直に感動して、購入に至った……何か、いろいろ間違っている経緯を持つ、ぐうたらです。

 こちらの歌は、オープニングアニメとともに流れる歌です。往年のナムコ&カプコンのいろいろと有名なキャラが一堂にそろって、複数の世界を股にかける……ああ、なんて素晴らしい。

 ……ゲームをするまでは、純粋にワクワクしてましたね。ゲームですか? 「スーパーロボット大戦」が好きな人なら楽しいのではないでしょうか。ぐうたらには、システムがわかりづらく、敵の長考にイライラさせられ、読み込みエラーか何かでプレステ2がお亡くなりになりました。



67.Stege japan Ryu/ナムコ×カプコン


 別段、格ゲー好きというわけではないのですが、車にも自転車にも連れていける曲を選出した際、相性が良かったので、チョイスしました。何というか「ジャパン、ニッポン、フジヤマ、ホンダ♪」と、コテコテの日本らしさが出てますよね。ちなみにホンダさんは、車ではなくエドモンドのほうです。歌舞伎役者と相撲レスラーのうまくマッチした外見は、まさにコッテコテのジャパニーズですね。



68.Stege Sakura/ナムコ×カプコン


 お次は、春一番というか春風満面なヒロイン・さくらのステージ曲です。リュウと来たら、さくらでしょ!というわけでもないのですが、リュウの曲の後との相性がいいので、作曲の際、その辺を考慮されたのかなぁ? と邪推したり。



69.Stege 1 (City)/ナムコ×カプコン


 リュウ、さくら、と続けば、キャプテンコマンドーですね。

 ……えっ、ケン? 知らんなぁ(笑)。まぁ、何と言いますか、コマンドーチームのベビーコマンドーとキャプテンコマンドーがお気に入りキャラでして、100%判官びいきでねじ込みました。

 アーケードゲーム「キャプテンコマンドー」のメインテーマらしいのですが、やったことないです。ですが、それでもこの曲を聴いた途端、「うわぁ、むちゃかっこええ」と男の子回線に火が付き、早速取り込みました。



70.MORRIGAN Stege/ナムコ×カプコン


 名作格闘ゲーム「バンパイアハンター」、モリガンのステージ曲です。やたらと「スケベ」扱いされますが、まぁ、当時の定番コスプレと同人誌の大人気ぶりを言いたかったのかな?

 わたくしの場合、つるぺたサキュバスことリリスじゃなきゃ、グッときませんがね。変態の方向性が違うのだよ、方向性が。

 蛇足ですが、一番よく使っていたキャラはガロンでしたね。犬好きなので。あとはサスカッチ。



71.ベラボーマン/ナムコ×カプコン


 ダサい主人公が大好物のぐうたらです。ベラボーマンは未プレイでしたが、このゲームのプロモーションビデオで彼を見かけたとき、心奪われました。

 これ、これだよ、真のヒーローはさっ! というノリで、出撃選択画面では常に定位置でした。



72.変身BGM/ナムコ×カプコン


 これは、ワンダーモモの曲ですね。ワンダーモモも相当古いゲームらしく未プレイです。

 ナムコの看板娘のようで、有名らしい「アイドルマスター」というゲームの中にも出てくるそうです。

 ユニットとしての扱いがベラボーマンとセットでしたので、ついでで覚えていて、耳に残ったBGMになりました。



73.(Stage5) BGM6/ナムコ×カプコン


 マイクマッチョハガー市長の曲ですね。ゲーム内では鍛え抜かれた筋肉で恐竜や異星人等をプロレス技で圧倒させました。ダブルラリアットやバックドロップ、ハンマースウィング……うん、あの筋肉なら大ダメージだわ、と納得しながら操作してました。

 以上、ナムカプからでした。いやぁ、久しぶりの紹介ですが、懐かしいですね。

 あとで、ニコニコ動画で「ナムコクロスカプコン」見てこよう、と。

 YouTubeは「Namco X Capcom - Gameplay 」だったかな? イイっすよー。



74.Get to The Top/龍が如く・ジ・エンド


 釘宮理恵さん演じる澤村遥が、カラオケで歌う曲です。

 カラオケは、ちょっとした音ゲーで、リズムに合わせてボタンをうまく押していくと、少女がノリに乗って、特設ステージの画面内で可愛く踊ってくれます。衣装変更版は実に小悪魔です。

 かなりノリノリの曲で、少女スキー(素直にロリコンと言おうか)ならば、共感してくれると思います。



75.ユニバーサル・バニー/UNIVERSAL BUNNY


 劇場版「マクロスF/イツワリノウタヒメ」にて、シェリル・ノームが序盤で歌い上げる曲です。

 シェリルの持つ妖艶さと年頃の娘特有のフレッシュさが上手く合わさって、実に個性的な歌になっています。歌詞もそことなくエロイです。シェリルとランカの「どっちが好き?」アンケートでシェリルがぶっちぎりなのも仕方ないのかもしれません。だが、わたくしはランカだ。

 蛇足ですが、わがファミリーマートもさりげなく登場しています。宣伝、宣伝っと♪



76.オベリスク/UNIVERSAL BUNNY


 ちょっと記憶にないんですよねぇ。劇場版なのでしょうけれど。でも、歌は好きですよ。よく聴きます。ただ、どこで流れたのかがさっぱり思い出せないです。

 「マクロス信者」の肩書は返上した方がよさそうです。



77.Get it on~光速クライmax/劇場版「マクロスF/サヨナラノツバサ」netabare album the end of "triangle"


 劇場版……とありますが、この曲を聴いたのはPSPのマクロスのゲームです。「サヨナラノツバサ」のCDのほうに収録されたのは、大人の都合というヤツっぽいですね。まぁ、単品シングルで出されたところで、手を伸ばすかどうか微妙なので、英断でしょう。

 ゲーム内のオープニングと曲の絡みが見事で、プレイそっちのけでオープニングを繰り返し見ましたねぇ。板野サーカスというか、ミサイルの軌道が見事・秀逸……ブリリアント!



78.アナタノオト/マクロスF O.S.T.2 娘トラ。


 ランカ・リーの歌です。思いを寄せる相手のことを思いながら歌うので、心音のトクントクントクン♪が非常にいじらしいです。その相手がどうにも鈍感で、見てるこっちがハラハラ……まるで世話焼きおばさんの気持ちにさせられます。”ええい、こうなったら2次創作に走ってチューしよかチューチューチュー”とばかりに、暴走したこともありました。ブログ時代の黒歴史です。

 残念ながら、なろうでは禁止されているので公開できませんが、わたくし、大抵のバカは一通りやっていますね。



79.蒼のエーテル/マクロスF O.S.T.2 娘トラ。


 ランカが自分の記憶の謎をたどるため、こっそりとフロンティア船団を後にする場面とともに流れる歌です。歌詞にあるように、自分の名前を一つだけあげるとしたら、あなたはどれを継承させたいですか?

 それとは別に、落ち着いた声で歌っているため、とても覚えやすく、思わず口ずさんでしまう影響力があります。まぁ、人に聴かせられるほどの美声ではないので、家の中でしかやりませんがね(笑)。



80.放課後オーバーフロウ/劇場版「マクロスF/サヨナラノツバサ」netabare album the end of "triangle"


 劇場版では、ランカがアルトに対して、歌いに思いを載せて意を決して告白するんですけどねぇ。残念ながら、思い届かず、涙をこぼしながら歌い続けるさまが胸を打ちます。

 これも歌いやすい部類に入りますね。もちろん、わたくしは人前では絶対に歌いませんが。

 総じて、ランカの敗因はアルトにしてみれば、妹っぽい立ち位置でした。

 年頃の男の子は、ボンキュッボンにメロメロです。しかも、手の届かないはずのアイドルが進んで彼の右側に定位置のように収まるのですから、勝てません。勝てるものですか。

 ……。

 次回のマクロス最新作は、つるペタ女の子に(*´Д`)ハァハァ するような変態主人公とかダメっすか?

 ビジョンが立っていないのであれば、ぜひ、殻を打ち破ってほしいですね(笑)。





<番外編>



1.Cum On Feel the Noize


 プレステ2の海外ゲーム「グランドセフトオート~Vice City~」にて、ラジオに収録されていた曲です。当時、まさか実在の洋楽が収録されていたとも知らず、イイ歌だなぁ~、と思いながら、レースゲームの時はこの曲を流していました。妙に力が入る歌い方をするので、コーナリングの際どいところをうまく回れたときなんかのドキドキ感が半端なかったです。



2.Automatic


 同ゲームのマリブクラブというディスコに入るとやたらと流れていました。底抜けに明るい曲なので、室内のNPCのヘンテコダンスとの融合っぷりが神がかっていました。



3.Waiting For A Girl Like You


 同ゲームの夜中に目的もなく運転しているときにこれが流れると、しみじみしながら海岸へと足を運び、朝日を待つ……みたいなことをしていました。タイトルから察するに、彼女への想いでも歌っているのでしょうか?



4.Running With The Night


 この曲はゲーム内では夜明け前によく流れていた気がします。決まって、スクーターで島一周でもしているときによく聴いたような。



5.Call Me


 底抜けに明るい歌その2です。あくまでも主観ですが。タクシーミッションをやっているときにやたらと流れていました。ときどき、プログラムの意図的なものを感じたりはしますが、友人の家でタクシーミッションをやってみても、この歌が流れなかったので、うーんうーんと唸りましたね。



 ……とまぁ、こんな感じですが、海外ゲームの曲のお気に入りを紹介してみました。

 次回からは、またもやマクロスと国産ゲーム(主にアトラス)の紹介になります。非常に偏った選曲ですが、お付き合いいただけれたらなぁと思います。

 それではみなさん、ごきげんよう。

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