ありがとう、劇場版ペルソナ3。それと、日本の映像業界はもう少し努力が欲しい。
●基本、貶す記事が多いのですが、お気に入りはとことん誉めます。
●ペンネームを変更しましたが、いつも通り自分のことを「ぐうたら」と呼んでいます。
『劇場版ペルソナ3』の一部目をようやく見ました。
雰囲気的にはメニュー画面を開かずに、そのまま内容を見るのが普通のなのですが、ぐうたらは聴力に不自由する人なので、メニュー画面の音声を選択するのが、クセになっています。
「日本語字幕」が付いていたのには大変感動しました。
「サマーウォーズ」「攻殻機動隊劇場版」以来の感動です。
日本のアニメに限らずの話ですが、映像で商売しているところは、もっと障害者に優しくてもいいんじゃないかな? と思います。
どこかで何度か発言してますが、健常者でいられる時間は皆、等しいわけじゃないのです。
ある日、突然、耳が目が足が神経がっ! と異常に見舞われるのは他人事ではないと思うのですが、気分転換にたまには日本の映画を見ようと思っても、いつまでも『聞こえなくなってしまった人がいる』ことを失念したメニュー画面のままでは、海外のドラマなり映画なりを見たほうが字幕が必ず存在しているので、ぐうたらでしたら、そっちを選択します。
困ったことに、海外ドラマや映画のほうが日本の作品よりも断然面白い。
唯一勝っているのは、アニメぐらいですかね。
それがどうでしょうか。字幕さえ完備しておけば、顔だけ俳優さんが自分の役に陶酔して「ああ、こいつはダメだ」と思っても、とりあえずストーリーは追えますから、かの有名な「デビルマン」とか「大日本人」でも怖いもの見たさで頑張ってみるかもしれないですよ?
映画の内容は、ゲームのイベントをなぞる形で進行していきます。
面白みがないという意見もありますが、実際のゲームでの再プレイを念頭に映画を見ていきますと安心感がハンパないです。
自分好みの攻略が出来ないというデメリットを差し置いてでも、いつでも好きな時に個人的に好きなイベントの視聴がリプレイできるのは大きいですね。
ペルソナ3のイベントで、ぐうたらが個人的に大好きだったのは岳羽ゆかりの父親が残した『真実の詰まったビデオテープ』の語りです。
アレ、初めて聴いた時は思わず涙腺が緩みました。
1部作では、女教皇のペルソナの人の救出で終わりましたから、2部作以降登場するのだと思いますが、絶対出てきてほしいですね。
劇場版をリアルタイムで観れない(=ド田舎に24時間で観れる映画館はない)ので、確認のしようがない為、そのへんが非常に気になりますが、AmazonでDVDの販売が開始されたら、絶対買いますよ。
小説のネタに、しかも非公認で散々ネタにしているぐうたらですが、
劇場版ペルソナ3の「日本語字幕」は心の底からありがとうと言わせて下さい。
引き続き、2部作も「日本語字幕」が付いていることを願っています。
ありがとう、アトラス。
復活してくれて、本当にありがとう。




