『ひゃくものがたり』より:白ちゃん他多数
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今回も可愛い子借りてきりました。
とにかく楽しんでいただけたら幸いです。
更新ペースは落としてますが、まだ可愛い子募集中です。
前回は美しい魔族の娘様を切らせていただき、それも彼女が大切に想った少年も切らせていただき、幸せでした。
さて今回は、最初、どの子を切るかハッキリと決まっておりませんでした。
返信待ったままで読み進めると、読んで行くに従い、この子も良いね、こ、この娘も可愛いっ……となり、1人を集中してではなく、幾人かの娘様を拉、いえ、お借りする事に致しまして、連絡いたしました。
すると申し出を快く受けていただきまして。切り絵を開始いたしました。
では今回切らせていただくのは、山大様が小説家になろうで掲載されてます『ひゃくものがたり』から。
切り絵を始める前に、お借りしてきた娘様達が出て来るお話『ひゃくものがたり』を、私からちょっとだけ。
月波市……そこには妖怪、幽霊など、もろもろの妖、それに陰陽師、神様までも住む不思議な場所。
そこで繰り広げられるお話です。
妖怪と一口に言っても沢山の種類がいます。私は題材として、余り調べた事がなかったのですが、その基本的な言い伝え設定を使い、個々の登場人物が見事に作り上げられていると感じました。
陰陽師も現在風にアレンジされていて、流派ごとの能力の違いがまた面白い。
それに個性や交友関係が絡まり一層深みを増しています。
主軸として学校が舞台ですが、この月波市の住人全員がそれなりに異能であるため、何処もが舞台として展開されます。オムニバス形式、一話ごと語り部を使う事でとても読みやすく構成されています。
きちんとした設定を与えられた人物達が、紡ぎ出す小話が、蜘蛛の巣のようにうまく繋がりながら、大きな事件へと発展していく様は読む人をドキドキとさせてくれます。
レビューも沢山ついているので、私の拙い説明を読むより、そちらを読んだ方がわかりやすいかもしれません。また、「ひゃくものがたり」にはシリーズ構成された、「こぼればなし」「百無語」「最悪の黒」という3作品もあるようです。私はまだ目を通していませんがこれも面白そうです。
彼女達が出て来るお話『ひゃくものがたり』に興味を抱かれた方は、最後にURLを載せてますのでそちらからご覧ください。
また今回、切り絵を紹介する際、切った人物が何の妖怪であるかを書いていますので、ネタバレは嫌だと思う方は切り絵は本編を読んでからの方が良いです。
また前景や背景の切り絵は私のイメージで、月波町、本人そのものの再現ではない箇所が含まれます。
ご了承ください。
では、今回の切り絵の紹介順番についてです。
1番にお借りしたお子様の容姿などの文章説明、次に山大様自ら描かれている美しいイラスト、その最後に切り絵の順番で紹介させていただきます。
では早速最初の女性から。
■ 鍋島 美弥先生
黒いジャージにツインテールの中学生くらい、下手をすれば小学生と言っても通じるほどの小柄な体躯と童顔の女の子。それが体育の鍋島先生。
彼女は爛々と光る金瞳を持つ、二尾の黒猫。猫又という妖怪です。
可愛らしいイラストです。お借りした人数だけイラストもお借りしてきたので、今回はこれもお楽しみ下さい。
では、まずは背景、猫又のイメージで。
これに鍋島先生。
重ねます。
鍋島先生にはジャージに、下のTシャツには目立たない様に「ぬこ」と入れてみました。
可愛らしさがアピールできているでしょうか?
次はですね。
■ Hull・Seiren・Rhein さん
長く真っ直ぐに伸びた金髪。厚いレンズのメガネの奥に光る碧眼。容姿の美しい留学生。そして全く訛りのない流暢な日本語を操り、それも声が綺麗なのだそうです。
お借りしたイラストです。
音楽を聞いてとても楽しそうです。
ハルさん、彼女は人魚。
それも西洋と東洋の双方の特徴を併せ持っているので、そのイメージ前景がこちら。
どちらが西洋か東洋かわかりますか?
これにハルさんを重ねるとこんな感じ。
これの場合、前景を取る。と、
水と彼女の声をイメージした髪の流れを見る事が出来ます。
反射ナシもいい感じに仕上がりました。
三人目に行きます。
■ 桜河 ちゃん
月波市を流れる辰帰川に掛かる古い石橋の下にあばら家を建てて住んでいるそうです。
彼女は橋姫という妖怪で、長年石橋の下に住んでいるため半ば神格化しつつあるそうで、石橋の隣にある桜は彼女の感情に影響されやすく、よく狂い咲くことがあるのだとか。
欄干に腰掛けた後姿がキュートです。
切り絵はイメージした背景、石橋と桜、並木はこちら。
河桜ちゃんは釣りを良くしているようなので、竿持って立ってもらいました。
更に桜を散らしたのがこちら。
狂い咲きする桜、見てみたいですね。
紹介4人目です。
■ 黒崎 愛美さん
長い黒髪全てを勇ましいポニーテールに纏め上げている。ほどくと毛先がふくらはぎまで届くそうです。家事全般を超高速でこなすことができますが、笑うのが苦手だそう。
彼女は妖怪、影女。妖怪としては詠美という名を持っています。
2つの顔を持つ彼女が一緒に描かれているイラストがお借りできたので、見て下さい。
詠美さんの照れた感じがとてもいいですし、きりっとした愛美さんもいいです。
では、2人の切り絵。まず愛美さんから。
詠美さんはこちら。
話の中で影女は家に、そしてその家に住む男子に憑くようですが、憑りつく相手をさがして町を彷徨ったイメージから街の背景イメージ。
定規やパースは余り使わず、でも細かめに仕上げています。
これに詠美さんを重ねます。
重ねるのを愛美さんに変えて、明るい感じに加工すると、朝日の様な感じに。
背景なしで、2つの姿を切り絵で1枚に仕上げると、こんな感じです。
ここからは背景前景なしで、作ってみました。
■ 白ちゃん
彼女は稲荷(白狐)。
外見15歳相当で、白髪、獣耳のかわいい彼女ですが、力が戻ると人化の外見が20歳相当まで成長するそうです。学園祭では和風メイド服を纏っていました。
可愛いイラストはこちら。
優しい白と水色のイラストにキュンキュンしてしまいます。
そして切り絵はこちら。
他のお子様の時に使ったポーズに近いのですが、給仕中の白ちゃんになります。
色違い。
レースっぽく、和風の衣装は切るのが楽しかったです。
最後に紹介させていただくのは、このお方。
■ 焔様
完全に神格化された妖怪、月波市の土地神で稲荷でも白ちゃんと違い、九尾狐です。長い金髪に焔を閉じ込めたような赤い瞳の女性の姿。無類の酒好きとの事。
イラストはこちら。
か、カッコイイ。手にした面が良いですね。
では切り絵。
お酒を飲んでいるアップです。
色違いで背景にふわりとした布を使い、陰影を落としたのがこちら。
この作品が楽しかったのは、飲んでいるお酒が入った瓢箪に、愛飲しているお酒の名前「神堕とし」の名をちゃんと刻んだことです。彼女は神なのに、飲んで良いの? ってお酒の名前。飲み仲間の方が飲んでいるお酒の名前もよかったのですが、今回切るのはここまでにしたいと思います。
魅力的なお子様が多すぎて、終わりそうにないので。
最後に今回切った切り絵を背景前景無しで6人(7人)分。
楽しくたくさん切れました。
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ここで最後に今回ご協力いただいた、山大様のページを紹介をさせていただきます。
『ひゃくものがたり』
http://ncode.syosetu.com/n1168u/
キャラクター紹介(月波市住民録:イラストもあり)
http://ncode.syosetu.com/n1168u/1/
イラスト集(怪奇絵巻)
http://ncode.syosetu.com/n1168u/2/
用語集(解体新書)
http://ncode.syosetu.com/n1168u/3/
また『ひゃくものがたり』のあらすじの転用使用許可を得ましたので添付させていただきます。
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妖怪、幽霊、陰陽師、そしてたまーに神様……今日も月波市では、個性的な市民の皆さんがのんびりと暮らしております。
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シンプルな紹介ですが、とても盛りだくさん、設定にこだわったお話です。
山大様に一言とお願いいたしましたら、
「更新が遅くてすみません!」
との事でした。
面白いので続きの更新お待ちしております。
では、山大様、色々ご協力を感謝いたします。
この場を借りてお礼申し上げます。
ここまでお付き合い下さいました読者様にも感謝を!
次回は嫌悪する吸血鬼になってしまった男性の傍らに立つ戦少女を切ろうと準備中。
頑張ってますので、アップまで暫くお持ちください。
次のアップ時も閲覧いただけると嬉しいです。
参加者様ものんびり募集中です。
では、ありがとうございました。
注意……他絵師様の描いた絵は、絶対に持ち出し禁止です。尚、当方は転記掲載許可取得済です。
他、私が各作家様の為に切った物は、その話の該当作家様のお持ち帰りはご自由にどうぞ、と言うか持って帰って下さい!
閲覧の方はお持ち帰りはお控え下さいますよう、またどうしてもと言う方は、お声掛け下さい。(って、居ないでしょうが……)