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君は純粋すぎるから

まるで純粋無垢かのように装う彼女は誰よりも美しくて、わたしの天使だった。




「大丈夫、これでもう終わり。次こそは、幸せになろう…?」

わたしは震える彼女にそう言った。潤んだ瞳、ふるふると震える肩、そして無造作に跳ねている髪。この状況でもこんなことを考えているわたしは変態かもしれない。

「私たちならできる、一緒に逃げよう。」

この貪欲な世界に、君は純粋すぎるから。

「来世でも私達会えるかなぁ…?」

彼女が震える声で言った。わたしは強く頷いた。

「神様が私達を今世で会わせてくれたんだよ?来世でも会わせてくれるに決まってる。」

彼女はずっと下を向いていたけど決心がついたように顔をあげた。

「そうだよね、私達ならきっと会えるよね。ありがとう、夕菜。」

そう言われた時一瞬うるっときたがそれは次会う時のために我慢した。

「夕菜。」

「ん?」

ふと彼女の方を見た瞬間に、


キスをされた


「来世は、わたしと結婚してください。」


その言葉を聞いて、来世まで我慢するとさっき決めた涙が、溢れてきてしまった。

「ずるいよぉ…。」

「ふふ、約束してくれる?」

そんなの、

「もちろん!」

「ありがとう、それが聞けて、もう満足だよ。」

そう言って、わたしと加奈は手を繋いで


飛び降りた

同性愛が特別なわけでもなく、異性愛が普通なわけでもない。「人をすきになる」この行為が、どれだけ幸せなのか。

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