第5話 休憩タイムのじかんですわ。
数多の魔物を散らし爆走でダンジョンを駆け抜けたお嬢様一行。
「お嬢様、サブレさん、大丈夫ですか?」
「ふぅー、さすがに疲れましたわね」
「一度休憩をとるべきですね」
サブレは特製のレモンはちみつシナモンジンジャーカボスペッパーぶどうドリンクをお嬢様に手渡した。
ぐびっといったお嬢様。
「ぷはぁ、こんなに奥地まで来たのは初めてですわー」
「まじの爆走しましたからね。ドロップ装備無視で爆走しましたし」
「ドロップ装備は帰りしなにゆっくり厳選しながらひろいましょう、うちの子」
「分かりましたお嬢様!」
まったくアイテム枠がいちいち圧迫されるゲームは見習ってほしいぜ! 捨てるのが大変なら勝手に拾うな! ってな
「ところで、お嬢様、サブレさんちょっと俺の前にきてくれませんか」
「いいですわ」「はい、ホワイト様」
カーゴの後部に回ったお嬢様とサブレのふたり。
「ではいきます、弱」
首を振りお嬢様とサブレに弱風を送る扇風機。
「ふぅー、涼しくてきもちいいですわー」
「ホワイト様の息吹、なんと心地良いのでしょう」
なぜか弱風は元の世界仕様のままだったようだ。
「すばらしいですわーー」
「疲れが吹き飛びます。ホワイト様」
「お嬢様とサブレさんにそういってもらえてうれしいです! 扇風機みょうりにつきます!」
……あれ? ダンジョン攻略に扇風機ってありなのでは? だってヒーラーまでこなせるんだぜ。ダンジョンなんて過酷な環境に挑むにゃ、どう考えても扇風機が必要だな。うん。
お嬢様とサブレと扇風機の休憩タイムのじかんはくそうめぇ特製ドリンクと、少し強めのさわやかな弱風を浴び、気力もHPもMAXになったのであった。




